そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


DiaryINDEX今までこれから


2008年03月11日(火) とっちゃんと私と、そしてインド人

インド人のお客さんが来日してから今日で3日目。

まず日曜日。とっちゃんと一緒にお出迎え。

なぜ来日が遅れたかなど理由が判明して、二人して「そりゃしょうがない」と納得したり。
なんでもあちらで100万近くの金額を盗難にあい、大変だったらしい。

その日は一緒におうどん食べてホテルに送り届け、バイバイ。

翌日とっちゃんとお客さんは一緒に日本橋へ行って、インドでは買えない仕事道具を買ったりしていたみたい。

そして今日。

朝8時半にいつも夕方で逢う場所で待ち合わせ・・・・の予定がとっちゃん寝坊。

   「ごめん、寝坊した」

寝ぼけた声で電話があった。かわいかった。


急きょ私はとっちゃんを迎えに、とっちゃんちの近所のローソンへ。

8時40分ごろとっちゃんをピックアップ、そして私たちはお客さんが宿泊しているホテルへ向かった。

9時40分ごろお客さんをピックアップして、一路奈良は東大寺へ。


今日は天気もよくおまけに気温もまるで春。17度もあったのでとても過ごしやすかった。

東大寺では仏像を堪能し、そして1000円を納めて瓦に願をこめて文字を書いた。


   「祈 幸福」


とっちゃんがこの文字を書いて、名前と日付を私が書いた。

   「字、きれいやん」

実はペン字よりも習字のほうが得意な私なので、褒められてうれしかった。

その後博物館に行ったけど、とくにインド人のお客さんは興味を示さなかったけど(笑)、私ととっちゃんは仏像や書物に興味津津。
二人してあれやこれやと意見を言い合いながらたっぷりじかんをかけて見物した。

途中喫茶店でチキン・カレーを食べつつ珈琲を飲み車に戻る事にした。


駐車場に向かっているときに焼き芋屋を発見。
ホフホフいいながら食べていたら、気づけば私たちは鹿さんに周囲を囲まれていた。

運悪く私は鹿に追いかけられ逃げ回っていたら、その様子を写真に収めて喜ぶとっちゃんとお客さん。

怖かったけど、とっちゃんが笑っていてくれたからいっか。


その後寄り道しながら大阪市内に戻り、買い物しながら食事する場所を探していたけど結局居酒屋へ落ち着いた。

しかしこのインド人のお客さんの食事には苦労した。

食べれる物は鶏肉、魚、そして野菜のみ。 牛肉がダメだから居酒屋さんでも注文できる料理は限られ、結局注文したのは


  ○揚げだし豆腐
  ○ホッケ
  ○湯葉
  ○ご飯
  ○赤だし
  ○枝豆
  ○長芋の短冊
  ○鮪のお刺身
  ○から揚げ

など。

これだけ頼んでみたけど、お客さんが喜んで食べたのはホッケのみ。

食べ終わり私が会計しているときにとっちゃんはお客さんに


   「She can speak English, Spanish, Chinese, Korean and Japanese」


と話していたけど、付け加えて「She can speak little bit of Japanese」と言っていた。

はい、私は日本語が一番苦手です。
聞き取りができません。でも日本人です、たぶん。

一番得意なのは英語かもしれない。話しやすいし。

周囲の人、そしてとっちゃんにも「外国で住むべき」と言われるほど。

私は将来ベトナムに住むつもりで現在準備を整えている。

その話をとっちゃんにしたら


  「お前がベトナムに住んだら俺、しょっちゅう行くからな」


だって。

とっちゃんと私はベトナム大好き。

日本に住み続ける事に限界を感じている私。 

やっぱりベトナムに住もう、そう決めたとっちゃんの一言。




その後カフェに入ってショートケーキを美味しそうに食べていたっけ。

とっちゃんはザッハトルテを、そして私はチョコレートケーキを食べた。 かなり甘かった( = =)トオイメ



19時過ぎにはお客さんをホテルに送り届け、明日ホテルロビーに朝7時半に迎えに来る約束をしてお客さんと別れた。





私ととっちゃんは、私の運転で二人の住む町へ戻ってきた。

たとえそこにインド人のお客さんはいたけど、とっちゃんと長い時間を過ごせてとても幸せだった。



途中、とっちゃんの彼女さんのお話が出たけど、










敵…と言うよりは、なんだろう?
不思議な感覚。

たとえ彼女さんがいても、とっちゃんが私を少しでも見てくれて、必要だと思っていてくれる限り、彼女は敵でもなんでもない。

たとえ見てくれなくなっても・・・・ううん、見てくれない日は来ない。


とっちゃんは私と逢ってくれるし、見続けてくれる。
だから、彼女さんの存在はこれからも、敵でもなんでもないの。



明日インド人のお客さんを空港まで送ったら、そのあとは二人で遊ぶ予定。








これからもずっと







どちらかの命尽きるまで








私ととっちゃんは繋がり続ける







今までと同じように






明日も、明後日も、そしてこれからも。








ね、とっちゃん。






とっちゃん、私はこれからも







あなたに尽くし続ける。












Toっちゃん
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