そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


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2008年09月04日(木) 愛は与えるもの。

逢えた時間およそ10分。

だって、途中とっちゃんの携帯に電話が鳴り、私は車から降ろされたから。

そしてすぐに


「用事ができたから行かなきゃならなくなった。ごめん」


そう言ってとっちゃんは言ってしまった。

きっと彼女からの電話だったんだろう。

なんとなく漏れ聞こえてくる声の調子でわかった。

私は諦め、仕事に向かうことにした。


それも最悪の状態で。


「やっぱり私なんて・・・・・」


と思いつつ運転しながら仕事場に到着。


「仕事場なんだからテンションあげて仕事しなきゃ」


大人なんだから、そこは隠しつつ仕事をこなしていた。





と。

携帯に着信を知らせるランプが。

どうやらメールが来たらしい。

中身を開いてみると、そのメールはとっちゃんからだった。




「今日はごめんねm(_ _)m  子供に振り回されて大変な一日でした。 また埋め合わせするからね」



私はなんて単純なんだろう。

私の感情はまるでジェットコースターのようだ。


そのメールを見ただけで、心に太陽が差し込んだように、私は楽になれた。

全然大人じゃなかった。


もちろん、「子供に振り回された」というのを全部信じているわけじゃない。

でも信じなきゃ先に進めない。



とにかく。

とっちゃんからポイってされたわけじゃなく、ちゃんと気にしてもらえていたんだということだけで、私はすごくうれしかった。

安心した・…というのが正解かもしれない。


明日、逢える予定になっているけど、あてにはしないで、のんびり構えながら待っていよう。


のんびり、のんびり。




「愛を求めてはいけない。 愛は与えるものなんだから」


Toっちゃん

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