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■ 気持ちのトロ
いきなり日記を付け始めるのは、
伝えたい事や色んな気持ちが
心に沢山あるからだ。
今日、ふとそんな当たり前の事にすごく合点がいった。
期限付きだった仕事が遂に終わりを迎える。
沢山沢山迷惑をかけて、だけど最後までやらせて頂けた。
本当にありがたい事だと思う。
期限付きだからいつかは終わると解っていたのに、
終わりがはっきり見えてからというもの、
なんだかずっと胸はもやもやとしていた。
そうか。さみしかったんだ。
始まりと終わり。出会いと別れ。
本当に、一緒に働く人達に恵まれた仕事だったから、
やけに名残惜しくて、色んな出来事が思い出された。
どうしてもどうしても、前へ行ける様になりたいから、
寂しがっている自分をなんとか言い聞かせて静かにさせて、
笑ってちゃんとさよならしようと思う。
出来るかな。
出来る出来る。
でも矢野顕子さんの「また会おね」が沁みて沁みて
しょうがないです。
『私がここにいた事さえも
色褪せるでしょ 悲しいけれど
忘れない 忘れない』
あー、あたしにとってこんなに大きな場所になっていたんだ。
恋人よりも心の拠り所になっていただなんて、なんてこった。
なんとなく気がついてはいたけど忙しさの中で保留にしていた。
楽しくて、楽し過ぎて、時間が経つのを忘れた。
まるで恋みたいだった。
それも、最高にドキドキする片思いだ。
そうか、あたし仕事に恋をしていたんだ。
本当に楽しかったです。
本当に沢山勉強になった事があって、沢山のものを貰えた。
だからこそ余計に悲しかったり寂しいだけじゃ悔しくて、
それだけじゃすごく勿体無くて、だからこそ余計に、
なんとしてでも前へ進みたくなったんだ。
すごい。こんなにパワーをもらってしまった。
人との出会いってだからすごい。だから楽しい。
本当にありがとうございました。
すごく感情的な日記だなあ。
でも溜めるよりは出してしまおう。
出さないともう破裂してしまいそうだ。
とりとめのない言葉だけじゃ、
もうこの気持ちは誤魔化せなかったんだ。
うん、やっぱり恋をしていたんだな。
2008年04月22日(火)
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