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回顧録 (教官として着任) - 2008年01月10日(木)

消防学校教官として着任!
教官としての一日目は、借りてきた猫より始末が悪い。
初任科学生が直に入校するというのに勝手がわからず・・・・
ただ机に向かっている始末!
先の教官からは、「申し送りはありません!○○さんの好いたようにやってください。」と一言。
机の引き出しを覗いてみたら・・・・なんと、空っぽ!きれいさっぱり!
好きにやれって言ったって、先の教育内容が判らなければどうしようもありません。
“さあ、こまったぞ!”
仕方なく、先輩教官に「何したらいい?」って聞いちゃいました。
聞かれた教官は唖然としして、「申し送りはありませんでしたか?」って・・・・「あの人のことだからしょうがないよね。」ってどういうこと?
あ〜あ、疲れた。着任早々こんなんでは・・・・
一日が終わり、皆帰り支度・・・・聞けれない! 
今日はもう聞けれない・・・・・
「私は、どうしたらいい?」って・・・・
仕方なく皆に合わせて帰り支度。
そのまま皆に流され玄関から出てしまった。
仕方ない、今日は帰るか!

2日目も3日目も言い出せなくて1週間が経った・・・・
このまま家から通ったら給料全部通勤費になってしまう!
 (通勤距離100キロ、東名高速道路料往復3500円の出費)
ついに切り出した。
副校長に・・・この副校長は、私が初任科生の頃の教官で、東京消防庁を辞め県職として教官をしていました。
「なんだ、家から通っているのか?そりぁ、大変だ!」
「学生寮の中に1部屋空いているが・・・」
というわけで、私の単身赴任の寮生活が始まった。





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