こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2009年02月24日(火) 秋からの約束


 彼は時々私のことをうるさいと言います。


 「じゃあ嫌い?^^;」


 と私が聞くと、


 「好きだけど、うるさい。」って。


 「Tさんの方がいつも私より大きな声で話してるじゃないですか〜。」


 と私が反論すると、


 「声じゃなくて話している内容がうるさい。」


 と言われてしまいます。




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 先日のデートの帰りに車の中で、

 今度湖のサンクチュアリに白鳥を見に行こうという話になりました。

 秋頃から二人の間では度々その話をしていて、

 私はずっとその季節を楽しみにしていました。

 彼はネイチャーセンターに今年の白鳥達の都合を聞いておくよと

 言ってくれました。

 
 「雁を見た時と同じ位の近さで白鳥を見られるんですか?」


 何度か行ったことのある彼に聞きました。


 「もっとすぐ近くで見ることが出来るよ。

  滅茶苦茶うるさいんだよ。

  ガーガーガーガーって。」


 彼は白鳥の声をそっくりに真似て言いました。


 「えっ、じゃあ私よりうるさいでしょ?(笑)」


 「ああ、もっとうるさいよ。

  あれ以上うるさかったら大変だ。^^」


 「ひどいなぁ、もう!!」



 いつも私のことをからかう意地悪な彼ですが、

 私との約束は必ず守ってくれます。

 昨日の電話で、


 「ネイチャーセンターに聞いてみたよ。
 
  3月いっぱいは白鳥が見られるそうだ。」


 と彼が言いました。

 今度のデートで行こうという話に決まったので、

 近いうちに美しい冬の湖で

 お喋りな可愛い白鳥達に会うことが出来るでしょう。^^


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理沙子

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