こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2009年09月24日(木) もう一度


 彼と付き合い始めてもうすぐ一年になるけれど、

 私はどうして今まで彼のような人と巡り会えなかったのだろうと

 思うのです。

 彼の前だと私はいつも私らしく自然体でいることができます。

 それはきっと彼が私より10歳以上も年上であり、

 二人の関係をリードしてくれる包容力と

 ポジティブな思考の持ち主だからでしょう。




 シルバーウイークの最終日、一週間ぶりに彼に会いました。

 彼は来週までに覚えなければならないことがあると言って、

 仕事の資料のファイルを持って来ていました。

 愛し合った後、

 彼は私に腕枕をして左の指先で私の肩を優しく撫でていました。

 その感触が気持ち良くて私はそのまま眠ってしまいました。

 目覚めた時、隣を見ると、資料を見つめる彼の横顔がありました。

 私がお昼寝をしている間、彼はずっと資料を読んでいたようです。




 夜はイタリアンのお店に出かけました。

 美味しいワインとお料理を頂きながら、彼のゴルフの話を聞きました。




 ホテルに戻ってから二人でベッドに寝転んで、

 しばらくテレビを見ていました。




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 彼がテレビを消して、部屋の明かりを落としました。

 私達は昼間とは違う形でもう一度愛し合いました。


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理沙子

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