彼の仕事が長引いたため、
前日に約束していた時刻よりも3時間半遅れて私達は会いました。
彼が車でピックアップしてくれてそのままホテルに向かいました。
お部屋に入ると、彼はすぐにシャワーを浴びて部屋着に着替えました。
彼はいつものようにベッドに座り、ビールを飲み始めました。
「理沙子、どうしてそんな所に座るの?」
ベッドから少し離れた椅子に座っていた私に彼が尋ねました。
「もうすぐ天麩羅屋さんへ行くでしょ? だから今日は服を着たままでいるの。」
「服を着たままでいいから、こっちにおいで。」
「うん…。」
「服を着たままでも出来ることあるだろう?(笑)」
私はグレープフルーツサワーの入ったグラスを置いて、
ベッドの縁に座りました。
しばらくそうやって二人でテレビを見ていると、
彼の右手が後ろから私の薄手のセーターに滑り込み、
私のウエストや背中を撫で始めました。
私のブラのホックを外そうとしたので、彼の方に振り返り、
「駄目よ…。」
と言いました。
「ほら、まだ大きくなってないもん。^^」
私はまだ硬くなっていない彼のものに指先でそっと触れました。
「触ってて。すぐ大きくなるから。(笑)」
視線はテレビを見つめたまま彼のものを撫でていたら、
私の掌の中でそれが熱く、硬くなっていくのが分かりました。
思わず彼を見つめると、彼も眼鏡をかけたまま私を見つめました。
外はまだ明るく、
カーテンを開いた大きな窓からは向かいに立ち並ぶビルが見えました。
「もう、終わりにしなきゃ。
濡れてきちゃうもん。」
欲しくなる気持ちを抑えて私が呟くと、
「夜が楽しみだ。」
と彼が甘い声で言いました。
洗面台でメイクを直してから、
「私、いやらしい顔していないですか?」
と彼に聞きました。
「いつもしてるよ。^^」
彼が私をからかって笑いました。
|