こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2009年10月12日(月) 雨の日のシティホテル


 午前10時半に彼と待ち合わせ。

 予報通り朝から冷たい雨が降っていました。

 一時間ほどドライブして、海の見える場所へ行きました。

 港に車を停めて、しばらく雨で霞んだ海を眺めていました。

 お昼にラーメンを食べた後、スパへ行きました。

 少し身体が冷えていたのでジャグジーに浸かって温まりました。

 待ち合わせのサロンへ行くと、彼も丁度スパから出て来たところでした。

 デッキチェアに座って、しばらく彼とお喋りしました。




 午後2時を過ぎた頃に市内のシティホテルにチェックインしました。

 お部屋でシャワーを浴びた後、

 ドライブの帰りに買ったチーズケーキを食べました。

 彼はデザートにも結構うるさい方だけれど、

 私の大好きなそのお店のチーズケーキは彼もお気に入りです。



 10日ぶりに彼に抱かれました。

 繋がる前に私は彼の指で繰り返しいかされました。

 耐え切れずに私が声を上げると、彼は私の唇を優しく塞ぎました。

 いつもは彼が辛抱強く私を導いてくれるのだけれど、




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 夜はホテルの中の日本料理のレストランへ行きました。

 私達はお酒を飲みながら鮑のコースを頂きました。

 食事を終えてお部屋に戻るためにシースルーエレベーターに乗りました。

 美しいアトリウムロビーは最上階まで広い吹き抜けになっています。

 向こう側の廊下には披露宴を終えたばかりの新郎新婦が見えました。

 彼は華やかなイブニングドレスを着た若い新婦を見て、


 「綺麗だな。遠目に見ると。^^」


 と言いました。

 そして、車の中や傘の下だと女性は綺麗に見えるという話をしました。


 「俺、若い頃は不思議だったんだよなぁ。

  車の中だとどうして女性は綺麗に見えるんだろうって。^^」


 「あはは、じゃあ私も車の中では綺麗に見える?^^」


 「理沙子はいつでも綺麗だよ。^^」


 彼はこんな私のことを綺麗だと言ってくれる優しい恋人です。




 お部屋に戻ると彼はすぐに部屋着に着替えて、

 ベッドの上でビールを飲み始めました。

 私はチーズケーキと一緒に買ったチョコレートを彼に勧めました。

 私もシャワーを浴びた後に

 赤いキャミとショーツを着けてベッドに入りました。

 一人ではほとんど見ないバラエティ番組も

 彼と二人で見ると楽しかったりします。

 テレビを見ながらキスをしたり、触れ合ったりしているうちに

 少しずつ欲しくなって来ました。

 やがて、彼がテレビを消し、部屋の照明を暗くしました。

 彼が私の耳にキスをしながら後ろから私を抱き締めました。

 そして、そのままの形で彼と繋がりました。




 家に帰ると、彼からいつものおやすみメールが届きました。

 メールの最後には『SSSの理沙子様』と書かれていました。


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理沙子

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