今月末に彼の誕生日があります。
私は電話で彼にお願いをしました。
「その日、ランチタイムだけ空けて頂けますか?^^」
「いいよ。3時までにオフィスに戻ればいいから。
何かあるの?」
彼は自分の誕生日を忘れているようでした。
「プレゼントを渡したいから。
誕生日でしょ?^^」
出来れば内緒にしておきたかったのだけれど、
彼のスケジュールを空けてもらうために言わざるを得ません。
「お〜そうか!!
あんまり嬉しくない誕生日だけどな。^^;」
彼は東京への日帰り出張の翌日の多忙な時間を
ランチデートのために空けてくれました。
去年は誕生日当日に会うことは出来なかったけれど、
今年は早めに彼の時間を予約しておくことが出来ました。^^
先週、彼とベッドで抱き合いながら、
私達が別れなければならない状況の可能性について話しました。
「Tさんは私とも簡単に別れられる?
元カノとの時みたいに。」
「何があっても?」
「大丈夫だよ。別れない。」
彼は私をギュッと抱き締め、優しくキスをしました。
彼の誕生日がもうすぐだということは、
それから2週間後には私も誕生日を迎えるということ。
私は彼より一回り近く年下ではあるけれど、
女としての時間があとどの位残っているのか意識してしまいます。
三年後、五年後の私も彼が愛してくれるかどうか自信はないのです。
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