こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2010年02月12日(金) 抱擁のかけら


 『抱擁のかけら』という映画を観て、

 恋の始まり方はあまりに突然でドラマチックだけれど、

 恋を終わらせることはとても難しく、

 苦しみを伴う作業なのだと思いました。



 どれほど理性的な人間でも本気で恋をすると

 リスクを回避する術を忘れてしまうのでしょうか。

 それとも、一生胸に残る傷を負ってでも

 一瞬の恋の炎を燃やす価値はあるのでしょうか。



 いつものように楽しいベッドと食事を彼と共にしている間も

 頭の中にずっと映画の刹那的な恋のイメージが残っていました。

 深夜、家へ帰る時間を気にして慌しく抱き合った私達。


 「旅行へ行ったら、もっとゆっくり出来ますね。」


 と私が言うと、


 「理沙子がもうこれ以上出来ないって言うくらいしよう。^^」


 と彼が言いました。



 家へ着いてからメールで彼に気持ちを打ち明けました。


  映画を観て思ったこと。

  然るべき時が来たら、私はTさんと別れる覚悟が出来てるかなと…。
 
  私はずっと一緒にいたいと思ってしまいそうです。




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 つまり、そんなことは心配したって仕方がないから。

 彼が以前言っていたように明日のことは誰もが分からないから。

 いつ二人に別れが訪れるとしても、

 ずっと一緒にいたいと望む一瞬の想いで恋は煌くのでしょう。


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理沙子

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