こうして私はあなたを好きになった
綴りたいのは残された言葉、なつかしい匂い、
揺れる気持ち、忘れられない感触

2010年04月01日(木) 愛しのブルームーン


 デートの帰り道、

 彼の車の中から綺麗な白い満月が見えました。


 「ブルームーンって言うんだろう?」


 「うん。」


 「今月二度目の月だから。」


 「ブルームーンを見ると何かいいことあるのかな。」




 いつもより少しだけ短いデートだったから、

 いっぱい愛されたのに少しだけ寂しい帰り道。


 「ねぇ、好き?」


 「好きだよ。」


 好きと呟いた後の彼の溜息が気になってしまう私でした。




 マンションに着いてすぐに彼に電話しました。

 彼の車はまだ家の近くにいました。


 「ねぇ、何か言い忘れてないですか?」


 「また会いたいね。^^」


 「さっきまで会ってたのにね。

  今会いたい。^^」


 「今すぐ会いたい。^^」




 おやすみ前にいつものようにメールを送りました。




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 こんなにも愛しい気持ちが募るのは、

 二人でブルームーンを見たせいでしょうか。


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理沙子

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