数日前から彼にドライブと映画のどちらがいい?と聞かれていました。
ゲレンデバーゲンが届いたら私を一番先に乗せてくれると話していた彼。
でもお天気予報ではその日はあいにくの雨となっていました。
「とにかく新しい車で迎えに行くから。
映画を観に行くかどうかは、乗ってから考えればいいよ。^^」
前日の電話で彼が言いました。
デート当日は予報通り朝から強い雨が降っていました。
新しい車でドライブしたかったけれど、
諦めて映画を観ることにしました。
私が途中で映画に退屈していたら、
彼が私の顔を覗き込んで、小さな声で、
「大丈夫?^^」
と聞きました。
私は甘えるふりをして彼の腕にそっと触れました。
彼は右手を伸ばして、
短めの丈のワンピースを着ていた私の脚をしばらく撫でていました。
この日はほぼ十日ぶりのデートでした。
ホテルのお部屋でいっぱいキスをしました。
私がルナの三日目だったので、
二人とも求めたい気持ちをどうにか抑えていました。
しばらくお昼寝した後に、私達はいつものお寿司屋さんへ行きました。
「美味しい!」と言いながら食べている私の顔を見て、
「理沙子のいいところは…。」
と彼が優しく言いました。
「何でも美味しそうに食べるとこでしょ?^^
いつもそればっかなんだもん。」
「他にも色々あるよ。ここでは言えないけど。^^」
お部屋に戻って、ベッドの上で彼のものを愛していた時、
「あの続きを教えて。
理沙子のいいところは?」
と、私は彼の顔を見つめながら言いました。
「いやらしいところ。^^」
「もう、いつもそれしか言わないんだから。^^」
「それだけじゃないよ。」 「ねぇ、あと一週間我慢できる?」
「出来ない。理沙子の中で逝きたい。」
触れ合うだけでは我慢出来なくなって、私達は愛し合いました。
私の身体の奥を突きながら、彼は何度も私の名前を呼びました。
そして、感じている私の耳元で何度も「可愛い。」と囁きました。
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