NHK「お江」
今回もびっくりしました。 わっ!そこでそうくるの?とか・・・。 違う意味で面白かったかも。 出演している俳優さんも女優さんも、それぞれに魅力的で、よく考えられた配役だとは思いますが、自分の中にある人物像と、イメージの違うものがあるのは仕方のないことですよね。 吉川英治、山岡荘八、司馬遼太郎、子母沢寛、池波正太郎等の長編時代小説、歴史小説で育った世代ですから、それぞれの人物像には、どうしても自分なりのイメージが出来上がっています。 男性に対して過大評価をしたり、夢を見すぎるのは、子供のころから、作者の理想を投影した素晴らしい人間に、そんな歴史小説や時代小説で触れすぎたからじゃない?とか、よく言われましたが・・・。 男性だけではありません。 小学生の頃映画館で見た時代劇の映画の中のお姫様。その印象が強く残ってしまっているのでしょうか。 挙措動作、言葉使い、時代劇なればこそというものが見たいのです。 光ちゃんに非日常を求めてしまうように。
ある家族の会話。 母 「うわ〜っ、現代劇ねこれ。まるで『戦国時代入門』みたい、説明が多くて。」 息子1 「だから、知らない人には親切なんじゃない?」「歴史物に触れて来ている人ばかりじゃないんだし。」 母 「でも、そういうのって、日本らしくないわ。びっくりさせられる台詞多いし。えっ?という不思議シーンも。」 父 「見るのやめたら?」 母 「あら、でも、役は別として、それぞれの俳優さんは好きなのよ。」 息子2 「別物と思って楽しめばいいじゃない。」 母 「そうね。そうする。」
そんなわけで、何やかや言いながら、来週も見てしまうことと思います。 いろいろな楽しみ方がありますしね。
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