次男の初観劇の感想の続きです。 まるで小学生の感想のようで、お恥ずかしいですが、この舞台を初めて観た、ジャニーズのことに興味のない普通の男子の反応の一つということで、書いておこうと思います。
予備の剣の真剣への取り換えが行われたということがわからなかったそうで、階段から落ちたあとも、コウイチが本当に切られ瀕死の重傷を負ったというようには思わなかったそうです。 当然、前のシーンでの「ハッピーエンド」のくだりも頭に残っているはずもなく。 私に似て、この子の記憶力に問題があるのはわかっていましたが・・・。 「内君が一本剣を落としたのもわかりにくかった。」 「二刀流だったし、一本いらないから落としたのかなって思ったよ。わざとというようには思わなかった。」 マチダが代わりの剣を差し出したときのコウイチのあの時の反応も、 「それが真剣にすり替わっていた驚きというのがわからなくて、あの血が出るところも偽物の血で、コウイチが死んで幕が下りることになっている、そういう劇中劇だと思った。」 「死んだとわかったのは、コウイチが登場した時のリカの反応から。あれを見てはじめて、あのとき階段上で真剣で切られたから、今死んだんだと、そこまでのシーンが翻って理解できた」そうです。 それゆえに2部の冒頭、墓掘りもシェイクスピアもわかりにくかったようで。 そのときコウイチがどういう状態かが、わかっていなかったからということもあるのでしょうが、「あの墓掘りシーン何か好きじゃない。わけわからなかった」と言っていました。 シェイクスピアは、次男の無知ゆえとも言えますが、彼の想像力にも難ありですね(悲)。 「主な登場人物の名前が、『リカ』以外、役名でなかったので、不思議な感じだった。」 「ファンの人にはその方が嬉しいの?ジャニーズ流?」 「自分(家族と話すとき、次男は、いつからか『僕』とは言わず『自分』と言うようになりました。)は、役名だったら、もっとこの物語に入り込みやすかったかもしれない。」
「腕だけが頼りのフライングの次に、また腕の力がいる太鼓だったから、何故あんなに打てるのってびっくりした。」 「光一君ずっと出ているし、こんなにすごいことを900回?」 「自分はファンじゃないから、ジャニーズだからとか、ジャニーズじゃないとか関係なく、舞台を楽しもうと思って観たけど、光一君を好きな人は、きっと観方も違うんだろうね。」
「内君かっこいいよね。」 「内君と光一君の身長差がそこまであるようには感じなかった。」 「何故かなって見ていたら、足を広げて立っているんだね。」 「内君いいね」 そうそう、アドリブのことも言っていました。 「見る方も真剣に見ているから、アドリブで笑えるのは緊張がほぐれて助かったし、楽しかったけど、ファンの人やリピーターにしかわからないこともいっぱい言ってた気がした。」 「そういうときわからないから、少しね、疎外感を味わったよ」 「ファンじゃない人、初めて観た人にもわかるものだと嬉しい。」 「思ってたより若い女の人多かったよ。」 「あの席いい席だったよ。肉眼でも観れたし、あまり近いと緊張するし、首が痛くなりそうだし。」 「2階でも観てみたいって思ったけど。」 私の初shockは中列でしたが、よく見えましたから、その少し前あたりの席なので観やすいだろうなとは思っていました。 「凄い迫力だったから疲れたけど、変な疲れじゃなくて、何だか元気になったような気がする。」 「行って良かったよ、ありがとう。」 他にもいろいろ言っていて、普段そんなにしゃべる子ではないので、興奮は伝わってきました。
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読み返したらひどい書き間違いに気づき直しました。
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