うちのお母上は高齢にもかかわらず、耳も遠くなく記憶力も素晴らしく、まだ火事だって自分でやってる実に素晴らしまぁ〜な人。でも、同じ話は繰り返される。私の記憶力はちょっとあやしくなってきているが、実家で聞かされる話はもう50回とか軽く超えていると思われ、さすがにすり込まれてしまっているのだ。
たまにこれは初めてかもしれないという話題にぶち当たることもあるが、大抵はすでに聞いたことがある話ばかりで、私の適当な記憶力であっても「ちょい待て?話が入れ違っているぞ」と思うことがあるのだけど、優しい娘である私は一々訂正などせずにふんふん話を聞くのである。
訂正するほどしっかり覚えてないのも確かにあるのだけど、ようするにどうでもいい話だからだ。そうやって、一々ふんふん話を聞く日を月一で持つようにしている。
もっと増やすのはしんどいな。
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