Stand by me,please my friend
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バスで徳山へ。2時間弱で着いてしまうほどに近い割に初めての場所。出雲とちょっと似てるな、と思った。ホテルからはコンビナート群と海を望むことができて、一気にテンションが上がってしまった。
この日のハコは「BOOGIE HOUSE」。ロックやブルースの流れる落ち着いた雰囲気のお店。 マスターの森永さんをオープニングゲストに迎え、三人でのトップは近藤さん。この日も新曲が多めのセットリストで、全編ファルセットの新曲からスタート。ボーカルにもリバーブをかけて、軽い音響系な仕上がりになっていた。 『スーツケースと泥だらけのブーツ』(多分)も、昨日に続いて2度目。この曲のサビ前にギターをジャンっとするところからサビへ行く感じがとても好きで、これからお気に入りになる予感がした。 カバー曲はギーの『Tumbling Flowers』。この曲の歌詞がダメな感じで可愛くてすごく好き(誉めてます)。このお気に入りの曲をソロのときもひとりで弾き語りしてくれるのは純粋に嬉しい。年内にもう一度くらいライヴに行きたいな。都内はさすがに厳しいからな…。 最後はこちらも新曲の『センチメンタル・ブルース』。この曲はもろにブルージーで、1stの頃の空気感を彷彿とさせるような曲。昨日はおぼろげだった曲の輪郭が少しずつはっきりしていく。近藤さんのライヴでは、こんな風に曲が少しずつ形作られていって、そのうちすとんと自分の中に落ちる感覚を味わえるのが楽しい。
山田さんと塚本さんのステージもそれぞれ引きこまれた。山田さんのブレない世界観に、塚本さんのギターを持った佇まい。既にこの時点でおなかいっぱいの状態。
最後は三人でセッションを。それぞれの曲1曲ずつ+トリの人の曲1曲っていう構成なのかな?最後に唄ったNOWHEREの『希望』がとても良かった。それにしても三人とも全くバラバラな世界観なのにセッションできてしまうのがすごい。他の人の曲を唄って自分色に染めてしまうこともできるし、コーラスではその人を引き立てることもできるし、弾き語りって面白いよなぁ、と改めて感じた夜だった。
ゴキゲンで店を出て、軽く乾杯してホテルに戻った。
カオリ
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