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2011年09月22日(木)

近藤智洋/塚本晃/山田晃士@広島SHELTER69

会社終わりで若干のぐったり感を抱えた状態で向かったシェルター。
平日にも関わらずお客さんがたくさんで嬉しい。

最初に三人で一曲セッションを。
たぶん山田さんの『花のかんばせ』っていう曲。
近藤さんの青い声と、塚本さんの渋い声と、山田さんのねっとりした声が組み合わさる。こんなにバラバラな三人なのに、不思議な相乗効果でなんだかすごいものを見た気分になる…。

そのまま山田さんのステージ。1月以来だけど、相変わらずのステージ。山田さん目当てっぽいお客さんもたくさんいた。歌にはぶれない世界観があって、喋ると面白くて、夢中になっちゃう気持ちも分かる気がした。
「こうしくんとおねぃさん」の話に爆笑。

次は塚本さん。
1曲めは久々に聴く『信じている』だったかな。音源を1枚も持っていない割に耳慣れた曲が増えた。塚本さんは舞台映えする風貌をしてるな、と改めて感じた。唄っているときもなんだけど、ギターをじゃかじゃか弾いてるときが顕著で。大きな歓声があがったのも塚本さんがアコースティックに思えないようなギターを弾いたときだった。

トリは近藤さん。
『アメリカの夢』からスタート。転換でざわついていた場内がしんと静まりかえるこの感じは、近藤さんのライヴならではの感覚。そのまま『the forget-you-not』に続け、場内をしっとりとした空気に変えた。
てゆか、近藤さんギター上手くなった?
11月の花田さんのバンドとの対バンが楽しみ、という話の流れから、花田さんの曲のカバーを1曲(曲名は失念)。場所柄…というか、近藤さんの曲を知らないお客さんも花田さんの曲は知っていたりするので盛り上がったな。

MCを挟んで聴こえてきた曲は耳慣れない曲だった。全編ファルセット(!)の新曲。近藤さんからこんな曲が生まれるんだ…と不思議な感覚になる。ここからは怒涛の新曲ラッシュ。あと2曲、センチメンタル・ブルース(多分)と、曲名は分からないけど、スーツケースとかブーツとかいう単語が出てくる曲。初聴の感想としてはスーツケースの曲が好きな感じだったな。
3曲も一気に新曲が聴けるなんて思っていなくて、正直すごくびっくりした。

アンコールは再び三人でセッション。それぞれの持ち歌を唄いあう形式で。
三叉路ツアーのお決まりらしく、三人でマラボーをつけて登場。この三人が並ぶと近藤さんが華奢に見える…。
近藤さんの曲は『ディズニーランド』。前から大人数で演奏するのがハマるだろうな、と思ってて、その想像にぴったり合ってた。ただ、山田さんがこの曲を唄うのが面白すぎて予想の斜め上をいった感じ。笑。あとこのタイミングで塚本さんが「It's a small world」の歌詞を思いっきり間違えて、更になぜか2回も唄っていて笑った。それにしても近藤さんアトラクションのことを訊かれて「ん?コーヒーカップ」ってテキトーすぎじゃないですか…。
『サ・セ・ラムール』での塚本さんのムーディーな唄いあげ方にわーわーとなり、『希望』はやっぱり名曲だなーと思ったり、セッションもそれぞれ楽しく聴いて終了。

名古屋からわざわざ来てくれた友人をもてなすという名目でよく行く店に連れまわしてみたりして、夜中までがっつりと楽しみました。
明日もライヴが見れるなんて楽しみだなー。


カオリ