Stand by me,please my friend
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2011年12月03日(土)



朝、ホテルをチェックアウトして心斎橋をぶらぶら。
なんでもない喫茶店に入ってコーヒーを飲んだり。お気に入りの本屋に併設されたカフェに行ってみよう、と思ったら14時半オープン。なぜ?と思った目線の先に藤代冥砂氏がいてびっくりした。講演会だったらしい。

本屋で本を物色しつつ、連絡が来たので友人たちと合流。オムライスでおなかいっぱいになった後、もう一人のお姉さんも合流し、カフェでめいっぱい話した。あまりに濃い話にもうライヴ行かなくてもいいんじゃない?と思いながらも、この日のハコ、FANJ twiceへ。

開演ギリギリにフロアへ降りた。ステージが高くてどこでもよく見えるからこのハコは好きだな。

『Bloody Tiffany』からのスタート。が、何か違和感…なんだこれ?なんとも言えないもやもや感を持ったまま、ライヴが続いていく。『Silver tongue』の最中くらいに、近藤さんのギターが違和感の原因か、と思ってみたり。実際のところおかしかったのかはよく分からないけど。関係ないけどヒサヨちゃんソロ部分、深沼さんがコーラスしてたんだ…なんか聞き覚えない!と思って上手を見たらものすごい高音でコーラスしてた。

6月のツアー以来のギーで、派手な曲の多い序盤だけど、正直に書いてしまうとテンションを上げきれなかった。
原因は以下。『GUESS』の間奏で迷子になってしまった御大。ふたりのコーラスがかみ合わない…。前のツアーでふたり「Don't miss it!」を聴けなかった私はそれを楽しみにこの曲を待っていたんだけど、見事にぐずぐずになってしまい、心の中で(マジでDon't miss itだよ!)と毒づいてしまった(すみません)。

けど、ここからの追い上げがすごかった。『Never snuff the lights』や『Alright』の重めの曲が個人的に好きなのもあり、リズムに身を委ねて良い気分。長いことやってる曲たちは、やっぱり息もぴったり合って安心して聴いていられた。

そして本日のハイライトはライヴ中盤にやってきた。
「6月とは違うところを見せなきゃ、ということで、新しい曲でもやりますか?」と御大。
続けて「もちろん俺が「俺ですよ」」と被せるあたり、流れを分かっているフロントふたりに笑った。
「言っとくけど俺もちゃんと書いた」
「リハ前日の夜中にね」
「一応書いたよという事実を残しとこうと思って」
「あと2日早く書いてきてくれればね」
というやりとりの後の新曲、まずイントロで固まった。これはかっこいいのではないか。
最初は低く抑えた近藤さんの唄声から、Bメロで世界が広がってく感じ、ちょっと鳥肌が立つくらい震えた。サビは深沼さんが高音で唄いあげる感じだったかな。サビもだけど、何よりサビ前までの展開が素晴らしすぎて、この人たちすごい、と改めて思った。嬉しくなって思わず後ろを振り返ると、あまりのかっこよさに泣きそうになってる友達がいた。全力で同意した。

ライヴ終盤は鉄板曲のオンパレード。『Loop road #8』は聴くたびに好きになってくなぁ。深沼曲は自分の中ではスルメ的位置づけだったりする。『New world』でギターを置いた近藤さん、自由に踊り、前へ出て煽る姿にはやはり目が向いてしまう。からの『Can't hug a hater』。深沼さんのギターソロで前にいたお兄さんたちのテンションが激上がりしてて楽しかった。それに乗じてステージ上の人たちのテンションも上がってたような。
本編最後は『The last chord』。もうお約束みたいになってるけど、途中で150cmくらいありそうなステージを飛び降りる近藤さん。そのまま後ろのテーブルまで突っ走り、登るか?と思ったけど登らないみたい。そうね、結構高さあるもんね、と思いきや、なんか…椅子探してる?物販席の椅子を出してもらってそれを使ってテーブルに登る近藤さん。。そこまでして登りたかったのね…。
深沼さん曰く「離れ小島」でサビを唄いながらフロアを舐めるように見てたとき、がつっと目があった気がしてどきどきした。

アウトロでメンバー紹介をしてる最中に曲が終わるというなんとも言えない終わり方で本編終了し、アンコールで再度出てきたときに深沼さんがネタにしてた。
「後ろの方まで楽しそうに踊ってくれてありがとう」みたいな近藤さんのMCに「俺もよく楽しそうに踊ってる近藤さんを見てますよ」と茶々を入れるギタリスト。ふたりの様子が微笑ましかった」。

アンコールは、私はバンド初体験の『Tumbling Flowers』。弾き語りの響きとはまた感触の違う音色に、こうなるんだぁ、とまじまじと聴いてしまった。CDと違ってアコギも入ってないから余計違って聴こえたのかな。
鳴りやまないバスドラから『Perfect place』。ライヴに行ってない間にも噂には聞いてたけど、ほんとにジーマのあの指輪を出してきたのに笑った。あの指輪、まだ電池もってるの?てゆか、まだ持ってたのか。
そんな(ステージ上が)ゴキゲンな曲からの『Beautiful stungun』。バスドラからベースが入っての、徐々にバンドのテンションが上がる感じ。イントロのギターリフ。やっぱり文句なしにかっこいい。アウトロ直前の、楽器の音が一瞬止む「I just got it goning for my life」の部分が素晴らしくてこの日一番高く手を挙げた。

ダブルアンコールではBPMの早い『Runaway Pigeon Bus』。ツインボーカル感の存分に出たこの曲はやっぱりギーの代表曲のひとつだと思う。本編でこの曲聴いてない!と思ってたからやってくれて嬉しかった。
欲を言えば『Cheers for the sun』も聴きたかったな…!

大満足のままハコを出て、近くのびっくりドンキーでごはん。
新幹線で帰る友達と梅田で別れ、私の夜行バスの時間までお姉さん方とお茶してもらった。

今回の遠征で近藤さん納め。来年早々また唄が聴けることをありがたく思いつつ、広島に帰った。


Bloody Tiffany
The brilliant mexican blues
Silver tongue
Pretty insane ride
Guess
Never snuff the lights
Alright
Love in the shelter
The winter road
Fancy vendetta
Rainbow chasing
Better than nothing (new song)
Chain
Fast as nozomi
Loop road #8
Swallow
My imagination
New world
Can't hug a hater
Lucifer
The last chord
  -en1-
Tumbling flowers
Perfect place〜
Beautiful stungun
  -en2-
Runaway Pigeon Bus
Timeless


カオリ