Stand by me,please my friend
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ふらんす座で二階堂和美さんのライヴ。 にかさんを最初に見たのは2006年のことか。年に一度くらいのペースでライヴに足を運んでいる。
この日は会場のふらんす座の1周年記念。にかさんのファンやヲルガン座のお客さんでいっぱいになった会場には、知っている顔もちらほら。すごくアットホームな雰囲気。 オーナーのイズミさんのアコーディオンと「にかやーん!」という声に呼ばれて出てきたにかさんは可愛らしいワンピース姿。談笑しながら準備をはじめて、なんだかほんとにライヴをしにきたより、おしゃべりしに来た雰囲気。
『にじみ』の曲や、懐かしい曲を序盤はよく歌ってたかな。演歌も少し。お客さんの『喝采』歌って!という声に急遽アカペラで歌ったり、周防大島出身の星野哲郎さんの記念館に行ってきたから、と『男はつらいよ』を歌ったり。何度か聴いたことがあるけれど、エディット・ピアフの『愛の讃歌』は相変わらずものすごいパワーだった。 にかさんの声は楽器みたいで、ひとりの人間からこんなに色んな音が出てくるんだといつも驚かされる。コントラバスやトランペットを自分の声でやるの。弾き語りとは思えないくらい色鮮やかな音。
途中、震災の話もあった。にかさんは震災後、被災地をいく度か訪れたようで、そこで歌ったうたをこの日も歌った。みんなが引き込まれていくのが分かった。ちょっと泣きそうになった。にかさんはちょっと泣いていた。『めざめの歌』だったかな、素晴らしかった。
アンコールでは、ピアノの弾き語りを!ピアノ弾けるんだ!と思って見てたら、正直全然弾けてなかったけども。。選んだ曲は『もしもピアノが弾けたなら』(笑)「この曲しかないでしょう!」と歌うにかさんが可愛い。 最後はイズミさんも一緒に歌って、この日のライヴは終了。終始幸せな空間が続いていた。また近いうちに聴きたいなぁ。
帰りは前に河村さんのライヴで一緒になったお姉さんの車に乗っけてもらった。ありがとうございます。
カオリ
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