Stand by me,please my friend
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年度末をぶっちぎって1年半ぶりの東京へ。去年3月のグレフルに行かない選択をした私にとってはリベンジ的な日。
道すがらの強風で心折れつつ、もはや行き慣れた440へ。さすがにもう迷わない。開演を待っているとまさかの再会があったり。俊太郎さんのゆるい挨拶でイベントはスタートした。「今日は良い夜になるよ」とさらりと言う俊太郎さんの表情が本当に自信に満ち溢れていて、それだけでその言葉を信じられた。
この日の先攻はバンディッツ。大阪のワンマン以来、二度目の遭遇。 あえてカバー曲を外したセットリストに、このバンドの音像を明確に提示しようとする姿勢を見た気がする。ポップで華やか、このバンドの音を簡単に言うとこんな感じかなぁ。それに近藤さんの声が重なるとそこからまた表情が変わるのだけど。やっぱりホーンが入ると華やかで良いね、と、管楽器好きの私は贔屓目に見てしまう。
『スーツケース…』はやっぱり高橋さんのドラムで聴くと馴染みが良く、『YOUR BIKE RIDE』はバンドファミリアのアレンジとまた違って新鮮な気持ちで聴ける。バンディッツでは初めて聴いた『the forget-you-not』も意外な表情を見せてくれた。 とても楽しい時間が過ごせて、改めてバンド良いなぁ、と思った。欲を言えば、やっぱり長い時間見たい。フロントマンがスロースターターだからか、ワンマンのほうがより自由に動いてくれてこのバンドを目一杯楽しめる気がした。
1. 雨色のギター 2. バンディッツのテーマ 3. スーツケースと泥だらけのブーツ 4. Baby boo <※piano> 5. YOUR BIKE RIDE <※piano> 6. BAMBINO STEP <※piano> 7. 夕闇と少年 8. 草原 9. ディズニーランド 10. A New Morning 11. the forget-you-not <※piano>
そして本日のイベントのホスト。高畠俊太郎バンド。バンドの俊太郎さんを見るのは初めてで、それも楽しみだった。コーダイを見るのはスーパーカー以来だけど相変わらずなドラムだった。機械か。アップストロークが印象的な俊太郎さんのギターに満面の笑み。見てるこっちが楽しくなるような表情。
特筆すべきは『silent』かな。すごく気持ち良くなって、音に吸い込まれるってこういうことかー、みたいに感じながらゆれていた。 新曲もバンドでやってて楽しい!って気持ちが全面に出た感じで良い曲だった。それから、大好きな『春風』。「今日は今年一番気温が高かったんだって。素晴らしいじゃないかー!」と叫びながら歌いだしたこの曲は下北沢の春をうたった歌で、この曲を春の下北沢で聴きたいと思っていたからすごく嬉しかった。
1.pieces 2.untitled1 3.untitled2 4.chelsea 5.silent 6.花 7.kawaru mirai 8.春風 9.I just think
アンコールは俊太郎バンド+近藤さん・たかみくんで『C-C-C』。 「今日の打ち上げ、『C-C-C』ってとこでやるんだ?」といううっかり楽屋話をネタに披露された高橋さん。ステージ上に本人はいないのに今日一番の笑いをかっさらっていった。
終始笑顔の絶えない良いイベントだった。25回目を迎えたheadLine。参加することができて嬉しかったな。
下北沢の居酒屋で軽く飲んでホテルへ戻り、明日は高円寺。
カオリ
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