Stand by me,please my friend
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会社を早退し新幹線に飛び乗った先は大阪。闇鍋音楽祭一日目。 いろんなものをぶっちぎって早退したので移動中も社用携帯が鳴らないかそわそわ…定時になった瞬間に電源切ったけど。
すごく久しぶりのシャングリラ。着いたタイミングで開場し、一段高くなった段差の上に落ち着く。ステージが意外と低いから、フロアだと何も見えなくなっちゃうんだよね。いつも近藤さんのライヴで会う人を見つけたので一緒に見ることに。
はじめにゲストのフライング・ダッチマン。前情報は『human error』のみ。うん、曲によっては好きな感じのもあったかな。前述の曲はやらなかった。ツイッターでセッションを予定してるとあったから、その為だろう。
お次はソウルフラワーユニオン。2010年に見た以来だからすごく久しぶり!
『サヴァイヴァーズ・バンケット』から始まり、『うたは自由を目指す!』『死ぬまで生きろ』『風の市』などなどアップテンポな曲中心のお祭りセットリスト。自然と体が動いちゃうのは日本人の性か。 個人的には『荒れ地にて』『海へ行く』(やったっけ?ちょっとあやふや)とかのミドルテンポな曲が気分だったので、ふわふわと揺れながら気分よく聴いた。インストの『アンチェインのテーマ』も聴けて嬉しかった。
フェスでは見られないソウルフラワーとしてはやっぱり桃梨メンバーのコーナーがあると思うのだけど、今回は美保子ちゃんの『春駒』とJIGENさんの『秋田音頭』が聴けた。特に『秋田音頭』!前に聴いたときはあまりバンドアレンジのようなことはしてなかった印象だったのだけど、すごくファンキーな曲に生まれ変わっていた。考えてみれば民謡は日本のソウル・ミュージックだものねぇ。
『海ゆかば山ゆかば踊るかばね』でわいわいと終了。汗だくで笑うフロアとステージが今日のライヴの成功を物語っていた。
ソウルフラワーのメンバーはとても自然に、まるで天気の話をするように原発の話、震災の話をする。それはとても上手い(言い方に語弊があるかもしれないけど)と思った。飄々と語られるそれは自然と自分の中に入り込んで、身構える暇や気負いを与えないから。そうやって世間話をするように語り続けることで、風化させないようにしてるんだと思う。それはとても良いやり方だと思った。
たっぷり4時間。大満足の遠征だったな。
カオリ
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