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トリートメントのやり方 - 2011年11月10日(木) 昨日に引き続き「シャンプー講座」です。 今日はトリートメントのやり方について。 最近では‘リンス’という言葉を耳にすることが少なく、‘コンディショナー’か‘トリートメント’のいずれかをお使いの方が多いのではないでしょうか。 違いを簡単に言うと、リンスとコンディショナーは‘髮の表面をコートするのみ’なのに対して、トリートメントは‘毛髪内部に浸透しつつ表面もコートする’、こんな感じです。 どちらもシャンプーの後には必要なものに違いはなく、髮質やダメージレベルに合わせて選ぶのが基本。 シャンプーで汚れや不要なものが流され、髮は裸の状態になります。そのままでは‘洗顔しただけのお肌’と同じで、潤いが必要なのですね。 そこでコンディショナーorトリートメントです。 やり方は思われているより簡単…かも知れません。笑 ・まず、コンディショナー編。 髮表面に膜を張るようなものなので適量(髮の長さにより500円玉大〜+α)を中間から毛先に手グシを通すように馴染ませます。 で、ツルリ感を感じたらもうすすいで大丈夫です。 コンディショナーは時間を置く必要はありません。 そのかわりに、よく洗い流して下さい。 基本的には髮に残さないほうが良いのですが、乾燥がひどい方はほんの少し残すのは有りです。(僕個人としてはオススメしていません…。理由はいずれ。) ・次にトリートメント編を。 中間から毛先に着けるのはコンディショナーと同じ要領です。 何故、頭の上から着けないかというと、毛穴から分泌される皮脂は髪を伝って髪を覆って行きます。そう、これが膜になります。根元から中間まではこの天然膜である程度補われます。 さて、トリートメントを馴染ませたら、今度は少し時間を置きます。表面だけでなく、有効成分が毛髪内部に浸透する時間ですね。 平均的に言われる時間は3〜5分。「ホットタオルを巻くと良い」と言われますが、これはホントです。ポイントはわりと熱いタオルを作ること。熱湯ではあぶないので、適度に。 はい、時間を置いたらトリートメントもよく洗い流して下さい。こちらも基本的には残さなくて良いです。 なぜ残さないほうが良いか。 それは「洗い流さないトリートメント」の役割だからです。 コンディショナーやトリートメントは意外に重いので、夕方にはベッタリ、なんてことになりかねません。 手触りや潤いはオイルなどのアウトバストリートメントに任せましょう。 長々とお読み頂きありがとうございました。 六本木TSUTAYAにて。 ![]() ...
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