さみしきうた こわばった笑顔で、 あなたを送り出し、 5時間半という、 私の時間が来た 気の狂いそうになるほどの、 鋭い痛みに耐えて、 左手を四回、右手を二回、 首を三か所、 力いっぱい切った 露出した白い血管からは、 まっ赤な血液が噴出して、 体は、血だまりの中にあった あれ以来、死が怖くなった 自分の運命を知って、 自分らしく、生きようと思った さみしく、生きようと思った にほんブログ村