祈りあかい花の上に/くろい蝶が停まっていましただまって/じっと/見ていましたが、もう/蝶に飛び立つ気配は/ありませんときおり/弱くて・軽くて・小さい/羽バタキをしていました『かれは/しずかに/ 死期を迎えているのです』やがて/パッタリと動かなくなって/私は思いました『かれの魂が/いつまでも/ すこやかで/ありますように!』→文集「人生の時」2014・01・15にほんブログ村