悩みは人生を充実させる/文集「人生の時」

2014年09月08日(月) 精神ー「資本主義の変容」

1、初期(自由と競争)
  自由と競争によって、個人の価値は認められ、
  それは、驚異的に、社会的エネルギーを拡大させた。
  そして、自由と欲望は、物質的価値の追求を可能にし、
  現代、先進国では、飽食の時代(過剰消費)を、迎えている。

2、中期・終期(自由と欲望)
  自由と欲望は、現代資本主義の第一義であり、
  それは、欲望の肥大化と物量的充足(→精神的麻痺)と
  心理的苦痛を、与えた。

3、末期(自己愛と利己主義)
  利己主義(例えば、違法性や悪)は、すべて、
  自己愛によって、正当化されるようになる。
  例えば、不倫・離婚・家族の崩壊/ストーカー・DV・犯罪/
  拝金主義・悪徳商法・マネーゲーム(経済のギャンブル化)/
  テロ・紛争・戦争 等。
  それらは、過当競争によって、荒廃・退廃した精神から、生まれる。
  現代資本主義は、これら、末期の様相を、すでに顕在化している。
  現代社会(成長・拡大社会)は、崩壊するのだろうか。
  そのあとに、どんな新しい社会が、形成されるのだろうか。

→カンタンな社会学の体系(人類社会の根幹・現代社会の基礎・
 未来社会の予見)2014・01・24〜02・05
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