2005年04月01日(金)...プラットホーム
何時もより2、3度低い夜に頭を掠われている。覗き込んだ先に、銀色の筋の云い様の無いときめきと安らぎを見つけて、足下の境界線がぼやけてゆく。到着を知らせるベルの、後押しなのか警告なのか解らない響きに人恋しさが募った。[ 21:05 ] 窓に映る蛍光灯と、外の明かりが競うように流れてゆく。ぼんやりと思い付いた言葉が少しの虚勢を吸い尽くして増幅するのを、ただ見ていた。
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