2005年04月17日(日)...昨日と明日の狭間
真夜中、1時過ぎ。ポテトチップの匂いの充満する部屋で顔を突き合わせて居た。自棄に上がるテンションと裏腹に、面倒臭さと眠気が溜まってゆく。
手の触れる距離に居る異性、というのが物珍しくて。気付けばつい、まじまじと観察をしていた。喉仏、肩幅、胡坐、腕、短い髪を弄る指先。低い声の、其の見た目の幼さに、少し不思議な気分になる。
男女の相違と外見の相違はイコールで結ばれていて。適当に離れたところからただ眺めているだけが倖せだと思っていたけれど、此の総てを自分のもの、だとして、所有する強さの様な、何か云い様もないエネルギィを発散したり受け取ったりすることも倖せなのかもしれないと思った。