2005年04月14日(木)...大教室
机にうつ伏したまま、ただ黒板を眺めて居た。ひとのエネルギーで温くなった教室は既に眠気を湛えていて、教師のゆらゆらとした言葉が其れを助長していた。少しの騒がしさが安らぎを呼び、脳がさらさらと解けてゆく。 窓から差し込む光、単調なテンポ。今、突如立ち上がって腕を切り裂いたなら、この型から抜け出せるだろうか、変わらない幸福と怠惰な安穏の隣り合わせで、ふとそんなことを思ってみた。
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