2005年10月10日(月)...その柵の前で
先々週末からの漠然とした感傷が、そろそろ収束へと向かっている。肺の中には薄っぺらな共感が漂っていて、ディスプレイ越しに残る役目を終えた文字が酷く不恰好に見えた。 買ったばかりのNintendo DSを弄りながら、ふわふわとした蟠りを和やかに塗り潰してゆく。違和感を含んだ美しさと造られた穏やかさ、白さが脳裏を過ぎって、気持ち悪さと呆気無さの間にある感心がへぇ、と口から零れた。
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