2005年10月30日(日)...止めて欲しい

 学校、塾、予備校、乗り合わせたエレベータや電車、病院。そんな、偶然世界から少しずつ母性や父性を探して、必死に繋ぎ合わせても望むものなどには成らない。掻き集めている間にも時計は関係なく進んで、初めからゆるゆると紡ぎ直してくれる誰か、など在りもしないものを求めてはデスペレートしてみる日常。
 昨日より深く、昨日より深く。そうやって終焉の切欠を失った行為はエスカレートしていて、義務感と焦燥感が日増しに募ってゆく。衝動を堪えるために眠気を引き出して、明日を続けていた。

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