軽い「あまちゃんロス」に陥ってしまった。
朝はたったの15分といえども とても貴重なのに、 あんなに集中して真剣に それも毎朝続けて朝ドラを見たのは 初めてだった・・・。
でも、これからは、 つけっ放しのテレビを時計代わりに (朝ドラを横目でちらっと見ながら) 家事と身支度に勤しむ (アイロンかけて着替えてゴミ集めて たまに玄関掃除して枕を干して植木に水をやる) ことができる。
やや重い「あの人ロス」に陥っている。
でもこんなときこそ、 毎朝8時50分から約30分間 なかなか読めずにいた本を読むチャンス。 そう思って、 やっと『王城の護衛者』(司馬遼太郎)を読んだ。 あ、松平容保(八重の桜では綾野剛が演じていた殿様)の話ね。
文庫本にはほかの作品も載っていて、 今読んでいる途中。
その主人公がちょっとあの人的な人物で、 その性質のせいで恨みを買って 後に暗殺されてしまうんだけど、 だから笑っちゃいけないんだけど、 似てるかもと思うと可笑しくて。 電車の中なのに ついクスっと笑ってしまったので 咳払いしてごまかした。
その主人公を 「そういう人だ」と割り切って 上手く使ったのは木戸孝允で、 「そういう人だ」と受け入れて 上手く相手をしたのは西郷隆盛だった。 やっぱり、 歴史に名を残すような人たちは 器の大きさが違うということか・・・。
会えなさそうだけど、 明日もあの人の駅で待ち伏せしようかな、 一応。
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