待ちぼうけ日記。

2013年10月17日(木) 前回会えた話の続き。


会えたけど、
各停では離れて座っていたし、
乗り換えた快速でも
隣のドアから乗ったので、
ドアとドアの間ぐらいの距離を隔てて
多分見えないだろうなという位置に立ってしまった。

どうして隣のドアから乗ったのかと言うと、
連休を挟んで2日連続で会えたので
これからもしばらくは会えそうな気がして、
毎日欲張らなくてもいいかなと思ったから。

でももしかしたら見えるかも。

ちょっとだけ期待して
あの人の立っていそうなほうを見たら、
ちょうど上手い具合に人と人の隙間に
こっちのほうを向いて立っているあの人の顔が見えた。
私は少し慌てて目をそらした。

そのあと次の駅で人が乗って来たので
あの人は向きを変えてしまったけど、
横顔がまたちょうど上手い具合に人と人の隙間から見えた。

5分弱だったけど、
降りるまでずっと見ていた。

電車が揺れるたびに
鼻しか見えなくなったり
顎までしっかり見えたり
朝日を受けてまぶしそうな顔になったり。
前よりも髭がちょっと伸びてる?


見ているうちに、
どうしてだか
「もしかしたら今日で見納めかもしれない」
と思った。

あとから思い出して紙に描けるぐらい
しっかり見ておこうと思った。


そんなことを思ったせいなのか、
翌日からまた会えなくなてしまった。


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