2013年12月28日(土) |
でももしかしたらと思って。 |
24日〜26日は会えなかった。 あの人は多分28日から休みなので 27日は年内最後のチャンス。
まあ、期待してなかったけど。
でももしかしたらと思って いつもの電車に乗って行った。
電車の窓からホームを見たら ユミノさんはいたけど あの人の姿はなく・・・。 (そういえば、 あの人が乗るドアを変える原因になった 中年カップルもいない。)
でももしかしたらと思って 次の快速を待つために電車を降りた。
私と入れ違いで隣の車両に乗ったユミノさんに見つからないように 早足でホームを歩いて階段を降りた。 そしてトイレに寄ってホームに戻った。
次の快速が来たけど やっぱりあの人は来なかった。
でももしかしたらと思って 次の区間快速を待つことにした。
多分来ないだろうなと思ったので いつも乗るドアの前のベンチの横に立って 本を読んでいた。
区間快速が来た。
やっぱり来なかったなあと思って ホームを見回すと、 ひとつ後ろ側のドアのところに あの人が並んでいた。 いつの間に? 私の前を横切ったはずなのに 全然気がつかなかった・・・。
上手い具合に真正面に座れた。 でも、 読んでいた本をしまうのも 何となくヘンかもしれないと思って、 そのまま読み続けていた。
5駅ぐらい先まで行ったら読むのをやめて 久しぶりにあの人を見ようと思っていたら、 次の駅で乗ってきた人が あの人の前に立ってしまった。
両脚の膝から下しか見えない・・・。
早く降りて。 早く降りて。 それか どこか別の場所に移動して。
でも結局その人はずっとそこに立ったままだった。
降りるときに顔を見るしかないな。 そして、あの人よりあとから降りて 後ろ姿を観賞しよう。
降りる駅に着いた。 あの人と同じタイミングで立ち上がろうと思って 足を見ていたけど、 動く気配がない。 降りないの?
そうか。 今日は月末だから 直接取引先に行くのかも。 なんだ残念。
降りるときあの人のほうをちらっと見たら 思いっきり寝てた。
寝てたってことは 多分今日も私の存在に気づいてなかったってことですよね。 まあいいか。 今年もありがとう。 来年はもっとたくさん会えるように もっともっと会えるように なるべく私と同じ電車に乗ってくださいねえぇー。
最後のほうはまるで呪詛するかのように 気合いを入れて念じてしまった。
それでは。 私は週明けにあと1日働いて 夕方から友達と二人で忘年会して 大晦日は簡単おせち作りと手抜き大掃除をして 新年を迎える予定。 仕事は6日から。 あなたもでしょ? じゃあ同じ電車に乗ってよねー。
と、 あの人を乗せた電車が走っているあたりを眺めながら テレパシーを送っておいた。
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