2014年04月19日(土) |
暗澹冥濛ランチ・・・。 |
財政赤字。 少子高齢化。 労働人口減少。 食料自給率低下。 社会保障制度崩壊。 浪費型資本主義経済。 グローバリゼーション。 集団的自衛権行使容認論。
字数を揃えようとしたので 少し統一感がないけど、 このままだと ほんとに日本は沈んでしまう気がする。
誰かを生け贄にして 叩くだけ叩いてすぐに忘れて また次の生け贄を探して・・・ 簡単でわかりやすい言葉にのせられて その裏もその奥もその先も想像しようとしないで ぱっと見に惹かれて酔いしれて・・・
そんな行動パターンを見抜かれて 利用されているのに、 気がつかないで 日々の生活に追われているあいだに、 こっそり悪い方向に舵を切られている気がする。
気がついたら見捨てられていた。 なんてことになるかもしれない。 というか、もうなってるかもね。
日本の民主主義はなぜ脆弱か。 それは、 勝ち取ったものではなく 与えられたものだからだとか。
植民地になって搾取されたこともなく 絶対君主制に苦しめられたこともない。 民族の独立のために自ら戦ったこともなく 自由のための革命を起こしたこともない。 (明治維新だって庶民が主役じゃないし。)
日本の民主主義は、 戦後に「はいどうぞ」と貰っただけ。 だから、 正しい意味もわかっていないし 大切に守ろうともしない。
今の時代は、 戦争のようなわかりやすい形ではなく、 真綿で首を絞められるように 水の入った鍋でゆっくり茹でられるカエル※のように 何年も何年もかかって 少しずつ大事なものが壊されていくのだと思う。
※ 実験してみたら、 カエルはそんなふうにはならないらしい。 やっぱり人間のほうがバカってことかも。
夫も子どもも不在の土曜日。 ひとりランチの穏やかさの中で なんでこんなことを考えていたんだろう。
甘いトマトや新鮮な春キャベツ、 ライ麦の混ざったパンや中国産のはちみつが これからもずっと食べられる世の中であってほしいと思う。
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