待ちぼうけ日記。

2014年05月07日(水) アキラ先輩とアルゼンチンババア。

連休明け。
期待して出かけたのに、
あの人には会えなかった。

ちょっと淋しい。

まっち(職場の先輩でフルタイム勤務。自宅最寄り駅があの人と同じ)が
「夕方駅前の散髪屋さんに行ったら会えるかもよ。
 あの人が入って行くの見たことあるから」
と言うので
「でも、散髪屋さんに行くのはちょっと・・・」
と言うと
「そうだなあ・・・じゃあ顔そりだけしてもらうとか、どう?」
と言われた。
なるほど!と思ったけど
まさかそこまでする気はないよ。

そんなことを思い出しながら
帰りの電車で
つり革を持ってぼーっと立っていたら、
聞きいたことのあるような声が・・・。

「本日も●●をご利用くださいましてありがとうございます。
 まもなく■■、■■です。
 お出口は左側です。お忘れ物のないようご注意ください」

って。
アキラ先輩にそっくりな声の車掌さん!

まさかヘリウムガス吸ってるはずないし
ほんとにこんな声なんだろうな。
どんな人なんだろう?
降りたときに見てみよう。

と思ったのに、
座ってから寝てしまって
降りたときにはすっかり忘れていた。

また同じ車掌さんの電車に乗りたいなあ。

と、思いながら家までの道を歩いていたら、
少し前に改装された家の庭で
ソバージュっぽい髪型を無造作に束ねて
白いブラウスとギャザースカートに
フリフリのエプロンを羽織ったおばさんが
赤いフットネイルをした素足に
サンダル履きで植木に水をやっていた。

この家、
門扉の飾りや表札やウエルカムボードみたいなのや
植木鉢や植木鉢に刺して飾るピックや玄関ドアのリースや
そして植えてある花までも
とにかくすべてがラブリーで賑やかで手作り感満載で
夏見ると暑苦しいくらい。

そういう家はたまに見かけるけど、
尺八が聞こえて来たり釣り道具が干してあったり・・・
というような地味で渋いお年寄りの家が多い地域の中では
異彩を放ちすぎている。

どんな人が住んでるのかなあと
ずっと気になっているのに、
一度も家の人を見たことがないのよね・・・
と思っていたら、今日初めて見てしまった。

アルゼンチンババアを少し若く派手にしたような人。
(小学生のお嬢さんがいるみたいだし私よりも若いのかも。)
しかも、そんな雰囲気の人なのに?だから?、
隣のおじいちゃんと楽しそうにおしゃべりしていて
ものすごく馴染んでいる。

だから何?って話だけど、
玄関まわりの雰囲気だけでも衝撃的だったのに、
思わず「アルゼンチンババア」なんて名前を思い出すぐらい
住んでいる人にも衝撃を受けたので、
一応記録しておこう。


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