待ちぼうけ日記。

2014年08月01日(金) 頭が夏バテ・・・。


今日も、
予定通りいつもより1時間早く
家を出ることができた。

あの人の駅のベンチに座って
本を読みながら待っていたけど、
あの人はなかなか姿を見せなかった。

あ。その前に、
今日はあの人の駅でトイレに行ったんだった。
鏡で化粧が崩れていないかチェックして
パウダーで少し手直ししてから
ホームに戻った。

昨日と同じで、
ベンチに座ってから1時間近く経ったころ
やっとあの人が来た。
私が1時間も早く来た日に限って
なんでいつもの時間に来るの?
わざとですか?って思ってしまうよ。
昨日と同じで。

でも、今日から8月だし
もしかしたらこれからまたしばらく
10時出勤かもしれない。
じゃあ、そんなにガツガツしなくてもいいか〜
と思って、
あの人のほうは一切見ないで本を読んでいた。

あの人は、
私が座っているところから2人分離れたところに座った。
めずらしく赤系のシャツに赤系の靴だった。
靴はちらっと見えたけど、
あとは視野の端っこに赤っぽいシャツの色が見えただけ。

電車がもうすぐ来ます
というアナウンスが聞こえたので、
あの人は立ち上がって乗車位置に並んだ。

じゃ私もそろそろ並ぼうかなと思って
かばんと日傘を手に取ろうとしたら、
日傘がない!
え〜っ!?

最初に端っこのベンチに座ってたから
そこに置き忘れたのかと思って見てみたけどないし、
自分の最寄り駅でもここに来るまでの電車でも
立っていたから置き忘れてないし・・・。
しかし困ったなあ・・・
こんな炎天下、日傘なしで歩くなんて私にはムリだよ。
帰りはどこかで買うとしても行きは・・・?
って言うか、
あの傘、めっちゃ高かったのに!!
支払(カード払い)もまだなのに!

いかん。
ちょっと落ち着け私。

ええと。
置いたとしたら
どこだ?


あ!
トイレだ。
さっき、トイレの洗面台の棚に置いたんだった!
まだあるといいな!

私は後ろ髪を引かれつつも小走りで階段に向かった。
階段を駆け下りていると、
電車がホームに入って来る音が聞こえた。
うう・・・
電車が、あの人が、行ってしまう・・・。
せっかく1時間も待っていたのに。
こんなことならしっかり見ておけばよかった、赤いシャツ・・・。

トイレに行ってみると、
傘はちゃんとあった。
ああ良かった・・・。
これからは気をつけなくちゃ。

ホームに戻ると
誰もいなかった。
そりゃそうだ。

もー。夏バテかも、頭が。
土用の丑の日に
うなぎ食べなかったせいか・・・?

あ、でも、まだチャンスはある!
5分あとに来る快速に乗って行けば、
途中で追いつく。
ええと・・・
この車両に乗って行って、
[1]あの人が各停から降りてホームでこの快速を待っていたら
   私は乗ったままでいればいい。
[2]あの人の姿が見えなかったら
   私は各停に乗り換えればいい。
[3]各停に乗り換えてもあの人がいなければ
   あの人は2両前まで行って快速に乗り換えたということ。

[1]なら、あの人は今日もクライアントのところに行くということ。
[2]で、いつもの駅で降りれば事務所、降りなければクライアントのところ。
[3]なら、事務所に出勤するということ。
だな。
と、回らない頭を一生懸命回して考えた。


結果は[3]だった。
赤いシャツ姿、やっぱりちゃんと見ておけば良かった・・・。
だけど、会社はちゃんとある。
解散してないってことだよね。


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