2014年10月10日(金) |
せつないハードボイルド。(1) |
木・金は、あの人がいなかったので 書くことなし。
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香港の行政長官の選挙制度について、 中国政府が民主派に不利になるように条件などを変更したため、 民主派の学生や市民が抗議活動を続けている。 というニュースが連日報道されている。
外国人の勝手な気持ちだけど、 ずっとイギリス領だったら良かったのに。 街ごとテーマパークみたいな香港が好きだったのに。
派手なネオンサインはナマで見ると妙に美しかった。 道端で蛇をさばいていたのは何屋さん? 古いアパートの窓の一つひとつに生活感が溢れていた。 地下鉄の駅のエスカレーターが速くてこわかった。 従姉妹に頼まれてヴィトンのかばんを買った。 自分用にはシャネルの口紅を買った。 ビクトリアピークから見た夜景はほんとにきれいだった・・・。 それもこれも、 遠い前世の記憶のような気がする・・・。 (じゃなくて今から20数年前のバブル時代の記憶。)
香港に行きたくなったのは、 チャイナシャドー(Shadow Of China/1990年) という映画を見たのがきっかけだった。
物語の時代背景を詳しく知らなかったので 難しくて分からないことが多かったけど、 分からないなりに感動したからだった。
今ならもう少しわけが分かるかもと思って 当時映画館で買ったパンフレットを 読み返してみることにした。
つづく。
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