待ちぼうけ日記。

2014年10月17日(金) 他人任せでクレーマーな人たち。/鳴くまで待とう。

「超大型で非常に強い」台風。

テレビでは、最近はNHKですら
ヘルメットをかぶって壊れそうな傘を持った人が
「立っていられないぐらいの強風です!」とか
「雨音で声がかき消されてしまいます!」とか
体を張って実況中継をしている。

このあいだの台風19号では、
関西地方を直撃しそうだったので、
まだ雨も風もたいしたことない時間から
JR西日本が運転を見合わせていたらしい。

なんか、
台風に対する警戒のしかたが
一昔前とは違ってきた。
気候変動のせいで
台風が強大化しているのも一因だろうけど、
それだけではないと思う。

避難準備情報・避難勧告・非難指示。
こういうのは必要だとしても、
なぜ、マスコミも鉄道会社も
あんなに大げさな反応をするのか?

それは多分、
台風に関してだけでなく、
あらゆる分野の危険に対して
今の日本人が鈍感だから
そして、
今の日本がクレーマー社会だから。

自助・共助・公助
ということばがあるけど、
今の日本は
自助があまりにも軽んじられていて
共助も個人情報保護の観点から云々とかでうまく機能していない。
だから公助にしわ寄せが行く。
何かあると、
うっかりしていたりぼーっとしていたり
無知だったりする自分は棚に上げて、
文句言ってもお互い様な隣近所も素通りして、
役所が悪い、警察が悪い、消防が悪い、学校が悪い、鉄道会社が悪い
となってしまう。

だから、
役所も警察も消防も学校も鉄道会社も
クレーマーから身を守るために、
丁寧に親切に大げさに早めに「危ないですよ」と
言わなければならなくなる。

もちろんそれで命が助かったり
被害が最小限で済んだりということもあるから、
不必要なことばかりではないけれども。

何もかも自己責任・自業自得で済まされるのも問題だし、
政府がそんなことを言っちゃあおしまいだけど、
何もかも人任せというのも問題だと思う。
自分を守るのは、
最終的には自分しかいない。
大事な自分の命を
人任せにするなんて、
そんな能天気な人たちが
私は心配・・・。



あの人には、
最近わりと会うほうだ。
けど。

やっぱり、
駅で待ち伏せしないと
なかなか近くに座れない・・・。

あの人と最寄り駅が同じユミノさんが、
もしかしたら引っ越しするかもしれない。
という情報をゲットした。
ま、別の私鉄沿線にいい物件が見つかれば。
の話なので、
具体的にいつというわけではないけれど。

でも、そう遠くない将来、
ユミノさんを気にすることなく
あの人を駅で待ち伏せできる日が来るかも・・・。

鳴かぬなら
鳴くまで待とう
不如帰・・・。


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