(朝いつもより少しだけ早く起きた夫が、食事を終えて寝転がり)
「はぁ、余裕、余裕。」
「そんなことしてないで、もう行きなさいよ!」
(野球観戦中、『へ〜え、横浜って強いときもあったんだ』と 私が発言したところ)
「なんだと!」
「・・・前々から疑ってたんだけど、Youは私の前では中日ファンのフリしてるだけで、ホントは横浜ファンなんじゃないのか?」
(日ハムVS中日。)
「何だ何だ。ダルビシュ、ダルビシュ、ダルビシュ! 負ける前のボクシングの亀田ばりの注目っぷりは。」
「ダルビシュ劇場だな。」
(トイレから出てきた夫に)
「なんですか、それは!先っちょを濡らすだけで、手を洗った ことにはなりません!」
「男はこんなもんだよ。」
(台所で生き生きと立ち働く夫を見ていて)
「台所はYouの城だな。キッチン王子。 会社では奴隷なのに・・・。」
「なんだと!」
(上野動物園にて。私がトイレに行ってる間、ずっとゴリラを 見ていた夫。)
「さっき、交尾しててさ。けっこう長くてさ。オレはこう思ったんだ。
『Oh! Gorilla』 (←英語っぽい発音で)」
「・・・何のオチもないアメリカンジョークかよ。」
(夫の自転車のキーホルダーは、ハゲたおっさん(正確には 『東京ゾンビ』の片方)の全身像なのだが)
「なんでこんなに薄汚れてるの。」
「だって、おっさんなんだもん。」
「Youと電話で話してると、間にスキューバダイバーみたいな ぐおーっていう息が聞こえてくる。」
「鼻息だよ。」
(自分がしたみたいなリアクションを期待して、 大変辛いせんべいを会社に持っていった夫)
「みんな、普通にばくばく食べてた・・・」
「都会の人はクールだな。」
(夫に『私の似顔絵』を描けと言ったら、必死に拒絶。 それでも無理に描かせたところ。)
「ハイ。」
「きゃー!私は原始人かよ!」
(先に風呂に入った夫が、晩御飯の支度中。)
「おおっ。裸にエプロンっ!セクシー。いいね(はぁと)。」
「暑いんだよ。」
(お店のサービスを利用)
「ハイ。Youが今日から使う新しい箸(はし)。」
「ひらがなで名前が入ってる・・・ 幼稚園児みたいで嫌だ。」
(朝夫を起こしに行ったところ、変なイントネーションで 『なおしますぅ〜』と言われたので)
「何を?」
「書式。ムニャムニャ・・・」
(明け方の夫。)
「あー良く寝た。ムニャムニャ・・・」
「起きてから言えよ。」
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