2005年09月19日(月) |
東京タワーにランドマークタワーと |
夜景をよく見る週であった。
旧友と会い、 自分を思い出す一方で、 秒単位で確実に変化している自分にも気がつき、 すえおそろし、と思うと同時に、 すこしほっとしたりも、した。
ところで全然関係ないけど、 今ここで撮影やってるんですけどー、協力いただけないですかねー、 と声をかけられた。 工業地帯、夜10時、どうみても私より5つは若いのではないかと思われる少年たちに。 どんな撮影だよ。どんな。 あ、いや、今欝なんで、とはっきり言ったら、 逃げてゆきました。 ナンパか? しかし普通のナンパってされたことないなぁ、 普通のナンパってどんなんですか、誰か教えてください。
2005年09月18日(日) |
日曜、とある写真家の展覧会にて |
波は そこにいるはずの自分を 刻んではくれなくて どこまでも空気は凍り 目が痛くなるほどに凝視すれど 水平線は見えず いつの間にか 冬の空
寒くて 孤独で すすり泣く 海抜250メートルの礼文島から望む日本海
表現というものが これほどまでに感情を揺さぶるものだと 知ってはいるけれど忘れたふりをしようとしている それが命をすり減らす行為だということを 認めたくなくて 私自身は 表現者ではないのだが
腰を低く落として来るべき瞬間に備える背中のあたりの緊張感であるとか、 南瓜めが、と声に出して言ってみることであるとか、 ちいさな親切に対して大きなお世話的視線をぶつけることであるとか、 半開きの口がエロティック、と思いながら街中を歩いてみることであるとか、 私の吐いた血反吐の跡には紅い彼岸花が咲くでしょう、といううつくしい一文を、ルンペンの吐瀉物の残骸を見て思いついてしまって自己嫌悪することであるとか、 色の違う錠剤ですか、いえ、一色のほうです、21日型のほうです、ああでもそれは含有量が高くて副作用も強いゆえ、という会話を交わしてにやりとすることであるとか、
そういうことに欠けていました、最近の私は。
私の子宮は小ぶりで内膜も薄いそうです。 私は尻が大きいので何の反省もなく安産型だと思い込んでいたため、その発言は意外なものでした。 今日から私は卵を産みません。そこのところどうか皆さんよろしく。
2005年09月16日(金) |
グルーヴ。亢進そして低下。 |
ようやく、なんつーかノリっつーかグルーヴっつーか、 勢い、みたいなものが生まれてきました。 最近のワタシは、パキッてやったりシュッてやったりさらりとしてみたり、 まあとにかくすごいんです。 かっこいいんです。
仕事の話ですがね。 どんな仕事だ、って話ですが。
ところで、今日職場の健康診断で、ちょっと甲状腺が腫れているから内科にかかりなさい、と言われましたよ。 うう・・・確かに以前から多少気になってはいた。 でも何故か納得、みたいな、だって、若干亢進しているもの、ワタシ、いろいろと。 機能低下することもまああるけど。
わたしはやっぱりやさしくない
すぐいらいらするし 思ったことが顔に出てしまうし 負けず嫌いだし プライドが高いし やきもちもやく
アメニモマケズ、みたいなにんげんになりたいと、 ねがっているはずなのに すぐ忘れてしまうよ あーあ。
2005年09月08日(木) |
運のよいわたし、不運なダニ |
今日、 君はなんとなく運がいいよね、 と言われました。
そんな事言われたことが無かったので、 へえ、 と思いました。
確かに。 これまでの人生で、 わたしってなんて運がいいのだろう、と思ったことは何度かありますが、 わたしってなんて運が悪いのだろう、と思ったことはあまり無いことに気付きました。 嫌なことや泣きたいことはたくさんたくさんあるけれど。
なんとなくポジティブなオーラ、みたいなのを発散して生きてゆきたいと思っているわたしには、 とても嬉しい言葉で、 別に誉められたわけでもないのに、 最近仕事がつらくて斜め気味だったのですが、 どれ化粧品でも仕入れに行くか、という元気が沸いたわけです。 今日は布団も干しましたし。ダニ天誅!!
2005年09月01日(木) |
ヒスでしょうか、いえ、すこし疲れているようですが |
(一個人を構築してきた気が遠くなるほど膨大な過去を含めて)誰かを解ろうということは完全にエゴだし、 (秒単位で変わりゆく自分という存在を)誰かに解ってもらうということがそもそも有り得ない・もしくは意味の無いことであり、 結局のところ我々はひとりとひとりであるということ、
随分この文章でも・もう一つの文章でも・度々書いている(即ち考えている)ことであり、 しかし繰り返しこのように書き連ねるということは、 要するに全く理解していないのであり、 自分に言い聞かそうというあがきの表れであり、
しかし今日。 ひとしきりめそめそした後で、 非常にポジティブに、これは自分に嘘はついていない、本当にポジティブに、 そうか自分というのは誰もがこのようにひとりであるのだ、 と、思えました。
忘れないように覚え書き。
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