『「ロボット三原則だね...」彼はそう呟くとテーブルの上に300円を置いて店から出ていった』、で始まるリレー小説を文化祭の終わるまで文芸部の間で繋げていく事となる。部員は柔道部や天文部等の掛け持ちだ。小説はミステリー、純文学、SF...何でも有りと言うことにする。
近未来、人々は超高層タワービルで生活している。私はレストランのある階層で妻とはぐれてしまう。はるか上階の自宅へ戻るため、エレベーターホールの列に並ぶ。そこで気付いた。私のIDカードを妻に預けてしまっている。IDカードが無ければエレベーターに乗ることも自宅へ入ることも出来ない。しまった...。交番を探している内にヤクザが葬儀をあげている寺院に迷い込んでしまう。若い衆の1人が私に気付いて怖い顔で近づく。私は殺意を感じ取り、必死で人混みに紛れ込み逃げようとする。
水平に張られた大きな鏡に向かって放尿する。出しても出しても全く尿意が消えなくて困る。
高校の課外授業で印旛沼巡りをする。私のクラスは小型フェリーに乗り込む。波は深緑色に濁り、風は生臭い。地元民の私以外は不満顔だ。フェリーは水辺の土産物店や田舎風のカフェに横付けになる。生徒の内、希望者だけが下船する。私は「ここらで一番の老舗の鰻屋が親戚なんだ」と自慢する。私のグループは大きなスポーツショップに入る。店内にはあらゆるものが揃っていて楽しい。一行は店の突き当たりの階段を降りる。そこは薄暗い地下鉄のプラットフォームだった。
壁のスリットから高速で打ち出される円盤状の炒飯を、卓球のラケットで打ち返すスポーツをしている。ふと厨房の方を見ると、身長が3�辰發△覺攅饋傭�がぬーーっと出てくる。とても怒っている様子で恐ろしい。
学生寮に併設されているアミューズメント施設で遊ぶ。1時間300円で様々なVRゲームが楽しめる。私はステージ毎に難易度を増すインラインスケートに夢中になる。気付いたら明け方の4時30分。じき閉館時間だ。受付でカードで支払いを済ます。ロッカールームで汗を吸ったジャージからパジャマに着替える。学生寮に向かう途中、金髪ボブの少女の後ろ姿を目にした。知人だと思って「こんな時間まで遊んでるなよこの不良娘!」と言いながら頭をポンッと叩く。振り向いた女の子は井上小百合だった。彼女はプクッと頬を膨らませてこちらを睨む。その姿がとても可愛らしい。
今日は中学の文化祭です。ウチのクラスは水中ダンスを披露する事となる。男女でペアを作り、背の順に輪をつくる。担任のSは何故か私を一番背の低いペアの隣に割り込ませる。この方がコミカルな演出が出来るから...と訳のわからないことを言う。私は激昂して水中ダンスを棄権した。ペアの女子には申し訳ないが、私はピエロではない。
私は街で繁盛している八百屋の元へ婿入りした。嫁は働き者で義父母は優しい。ある日、飼っている山羊が脱走したので嫁が探しに行った。嫁は国立公園の奥地で山羊を発見する。山羊はとても獰猛だ。嫁は突進してくる山羊の角を受け止めそのまま捩じ伏せる。片方の角が根本から折れる。嫁は山羊に跨がり意気揚々と帰ってくる。私は折れた角をエポキシ接着剤で頭蓋骨に接着する。山羊は少し痛そうにする。
高齢の魚類や足頭類を専門に扱う老人ホームのようなペットショップにて。他のペットショップの店員である私は見学に来ている。100歳になるヤドカリタコがリードで繋がれ散歩している。そこを通り掛かった太った男がヤドカリタコの頭を踏み潰してしまった。ヤドカリタコは死んでしまう。飼育員は半狂乱。太った男はまるで悪びれた様子がない。見ていた私は怒りに包まれる。
近日、京成電鉄にお召し列車が走る予定だ。ダイヤは極秘だ。しかし内部から情報が漏れた。県警宛に列車の爆破予告が届いた。手紙には爆破箇所の駅名が、暗号で記されている。犯行を阻止すべく特別チームが組織される。チームリーダーの意向で鉄ドルと鉄道芸人が加わる。どうも心許ない私は鉄道マニアである息子を推薦した。彼は京成電鉄のあらゆる事柄に精通しているのだ。
模範囚達が学生ランナーに混じって駅伝をする。囚人の中に1人連続殺人犯がいる。彼が逃走して殺人を犯さない様に刑事である私も走る事となる。道にはズラリ事務机が並べられ、皆そこから踏み外さない様に猛スピードで走っていく。
|