2004年01月28日(水)
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今回の『新選組!』の最終回を見ずして、成仏できん。
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本を少なくしようとしている。 というか、持ち物は少なくしたい。
定期的にものを処分することで気分良くなるのは、天王星9室の特徴だそうだ。 まさに、それ。
めざせ一割減少。 でも、捨てられないものがある。
たまに思うんだけど。 公的な老人ホームとかだと、一人あたりのスペースあんまりない。そこに入ったとして、って想像する。 ベット1つ。私物はベットの下の箱のみって事態になった時、最後まで何を残すだろうと。
そこまでいかなくとも。 6畳ワンルームに引っ越すとき。 4畳半に引っ越すとき。
私は何から捨てる? 競馬のように考えたりする。本の一斉レースだ。
大草原の小さな家シリーズ(農場の少年まで)は、かなりいい線まで残る。 『燃えよ剣』は、ページが取れてて外に持ち歩くのが怖い状態だけど、これは最後まで一緒にいたい。 『そして誰もいなくなった』『火曜クラブ』は好き。 森茉莉も物が少なくなればなるほど捨てがたい。種田山頭火も同様。
最近の本では『陽気なギャングが地球を回す』も持っていきたい。 IWGPも捨てられない。『波の上の魔術師』も。
サキの短編集もいい。 『イワン・デニーソビッチの一日』とか、『イワンの馬鹿』とか。 ロシアって広いのに、簡素な生活に合いそうなところが面白い。
流れて入ってきて、流れて出て行って。 私は人生の最後に何を読むのかなぁ。
祖母の余命があまりない。 今は入院もしておらず、なんとか日常生活が出来る。
なので、大河ドラマを見てて思う。 彼女は老人なので大河ドラマは面白くても面白くなくてもちゃんと見る。
でも、医者の言うことが正しければ、最終回は見れないのだ。 私は見れると決まったわけではないが。
終わりはそこかしこにある。と思ったことである。 私もいつか最終回を見ずして死ぬときが来るのであろうが、新選組関連のドラマの時は止して欲しい。 今回の『新選組!』の最終回を見ずして、成仏できん。
それにしても。 先週の沖田惣次郎は可愛かった!障子を開けて飛び込んできた笑顔にハートが砕けた!
近藤勇は斬首されて、歳さんは討ち死にで、沖田総司は結核だもんなー。 登場人物はどんどん増えて、それぞれに魅力的で和気あいあいであればあるほど、減っていく時は暗いな。 藤原竜也は山南敬助をどんな顔で斬るんだろうか?
2004年01月27日(火)
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私なら賭けるなぁ。舌先三寸の子芝居に。
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端的に言って、誰か何か言ってやる人いなかったのかよって思う。 古賀議員って、家族とか親とか、友達でも支援者でも、誰かまわりに居なかったのだろうか。 「みっともないことしないでね。」と一言言って上げられる人。
「L.A.の街を車でぐるぐる回って、当時の弁護士の名前を思い出そうとしていたそうです。」 「当時の友人に会って、卒業の件について確認を取っているそうです。」
とNEWSは伝えてて、犬とかが工場のサイレンとかそんなたわいも無い事で、めちゃくちゃおびえて狂乱状態になってるのを見ると、うるせーバカと思いながらも、哀れになるが、それと同じように思った。
というか、伝えながら、記者とかキャスターとかがみんなもう、憤りとか反感、一般に政治不信に対して抱くそれ、ではなく、「惨めなものはもう見たくない。」という、気の抜けた徒労感を浮かべていて。
そーだろうなぁ。と奇妙な連帯感を感じてしまった。 彼の周りの人はそう思う人が全く居なかったのだろうか?
賭けだけど。 もう一報が出た時に、攻めに出てしまえ!と、私が支援してたら言う。 「はい。卒業してません。ごめんなさい。」って、詫びいれる。
殺人とか賄賂とか刑法に抵触することでもなく、(公職選挙法の点では微妙らしいが) 証拠は明白(当の大学が卒業していないと言っている)な場合、もう認めて、世論に与えるインパクトを少しでも小さくするしかないんじゃないだろうか?
優秀な兄といつも比較されて、学歴にはコンプレックスがありました。 留学してまして、とインタビューで語ったところ、経歴に卒業と書かれてしまい、それが一人歩きをして、訂正するきっかけを失ってしまいました。
方針1) 自分の心の傷を大仰に訴える。アダルト・チルドレンなんです。 方針2) 卒業できなかった事で、更に劣等感が増したとか、なんとか。卒業していない事を自分の傷にすりかえて同情を買う。 方針3) 挫折からの再スタートを熱っぽく語り、リストラ世代の気を引く。 な、感じでまとめたい。
全然、支持は得られないかもしれないけど。 私なら賭けるなぁ。舌先三寸の子芝居に。
要するに、誠実に謝ることは、有る意味、人を小馬鹿にしてることでもある。ということだ。
2004年01月25日(日)
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千葉ちゃんは、運が無い。
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高橋尚子は運が良いのかなぁって、今日の大阪国際の結果を見て思った。 だって、今日の大会で1位2位3位が、25分以内とかで入ってきてしまったら、高橋尚子の東京国際の27分とどっちが上なんだって話になるじゃん。
ま、優勝の坂本直子はほぼ決まりとして。 2位の千葉ちゃんは、2位でしかも27分で秒単位で高橋尚子より遅い。 高橋尚子も2位だけど、日本人では一位。 と、なると千葉ちゃん以下は高橋尚子より、選考レベルで劣る。
後、名古屋国際の結果待ちではあるけれど、そんなに実績のある選手は居ない。 大阪国際で若手を選んで、もう一人ここで将来性を託す選手を選ぶ可能性はあんまりない。 タイム次第ではあるけれども。25分程度なら、おそらく優勝でも微妙ではなかろうか? 首の皮繋がったなー高橋尚子って思った。
千葉ちゃんは、運が無い。 世界陸上でも後一人抜いていれば代表だった。 その世界陸上で勝ってた、今までの大会でも勝ってた坂本直子に、ここで勝たなきゃ!って大舞台で初めて負けた。
弘山晴美もいつもあと一歩なんだ。幸運の女神の髪に触って掴めない。感触が残る分哀しい。
宿命を思う。 オリンピックに出ようという選手に、努力すれば報われますなんて言えない。
運が無いなら、何もしなければ良かったのか? 練習して、それに賭けた時間は無駄だったのか?ただの徒労なのか?
無駄だと思って欲しくないとも言えない。(正確には言いたいと思いたくない。) さらに努力しろとも言えない。(正確には上に同じく。)
いつか良い事あるとも思えない。弘山晴美は年齢的にオリンピック最後のチャンスだった。 彼女はオリンピックに出ることが出来ない運命だったんだ。 オリンピックに出たかった人に他にきっと良いことがあるよっていっても、それは埋め合わせにはならない。
だから、なんかさー。 そんな頑張っても運がない人に思うんだ。 それは、多分自分が何の努力もしないで、のうのうと恵まれて生きてることへの引け目かもしれない。
せめて、ちっちゃなHAPPYをと、思う。 例えば、お風呂に入った時にお湯の温度が丁度いいとか、好きなおかずが並んだとか、上を見たら凄く綺麗な飛行機雲が出来つつある、とか、そんなレベルのHAPPY。 が、今日で言えば、千葉ちゃんに。弘山晴美に。おかまみたいな声してる渋井陽子に。
天から金銀の粉が舞い降りるように、降るといい。
2004年01月22日(木)
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木村くんのドラマを見るたび、この言葉を思い出す。
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エリザベス・テーラーの映画は大体面白くない。 美人って言うのは見てて別に面白いもんじゃないから。 と、言ったのは橋本治だった。
エリザベス・テーラーのお仕事は美人でいることで、だから彼女は映画の中でそれしかしてない。 だから退屈なのさ、と。
木村くんのドラマを見るたび、この言葉を思い出す。 彼はスターなんだから、演技して別の人生生きる必要も無いし、人生の情感も表現しなくてもいい。 居るだけがお仕事。 でも、一応連ドラだから、脇がきっちり人生する。木村くんは言わば触媒。
な、形が彼のドラマの常套だと思うんだよなー。 GOOD LUCKなんてまさにそれだもん。
だから今回はなんかちょっとね。 坂口きんにくんには感性が無いし、染五郎は視線を引き込む引力がない。 竹内結子には主張が無い。 佐藤浩市にはちょっと期待できるけど、木村くんと相対じゃあ広がりが無い。
なんか無いもんばっか。
2004年01月21日(水)
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明日は旧暦のお正月。HAPPY NEW YEAR.
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めちゃめちゃ寒い! 明日の天気予報なんて、大分でマイナス? 南国じゃなかったのか?
でも、沖縄とかは15度くらいあるんだから、九州と沖縄って近いようで、違うんだと思う。 とにかく冷える。なんとかしのごう。
日本でこんなに寒いんだから、北朝鮮はもっと寒いんだろうと思う。 幕末の北海道もかなり寒かったんだと思う。 でも、人間しなないんだなーと、思うと、不快感と生命力の差に感じ入ってしまう。 イヤな気持ちだけでは人間死ねません。ありがたいというか、おせっかいというか。
正月は暑かったのに、いきなりこの冷え込みはどーよ。 聞けばニューヨークも、観測記録でまれにみるほど寒いとか。 温暖化はどこいった? やっぱ氷河期と考えるのが正解なのか?
ところで、モンゴロイドの短い手足とか、はれたまぶたとか、低い鼻は寒冷地適応だと言われている。 高くてでかい鼻が凍ってもげたら困るからさ。
ロシア人はどーなのさ?と思うのだが、彼らは中年期に体重を増やすことで適応したのだろうか。 でも、南の島もでぶだよ。
宇宙人が勾配した説の方が、理論は流れる。妥当か真実かは別の話だけれども。 明日は旧暦のお正月。HAPPY NEW YEAR.
2004年01月19日(月)
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『新選組!』がかなり好き。
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同じ日が続いていくようで、一日は唯一無二。 河の流れを気取るのもあほくさい。が、でも常に流れてて、同じ水じゃない。
で、動く時はかなり一気に動く。 あと、やっぱり何か周期性がある。12年一巡。 六星占術の達成だか、乱気だかの解説がそのまま当てはまるとも思えないけれど、でも何か12年前と重ねると奇妙に共通する運気だったりもする。
去年の冬。いきなりマンションを買った。 何とはなしに続いてた男と切れた。 祖母が入院し、おそらく後数ヶ月で死んでしまう。
とか。 影うすーく働いてそのまま過ごしたかったのに、いきなり表立った責任負わされちゃったりとか。 案外向いてるみたいだったりとか。
こんな風になってるたぁ、去年の今ごろは想像してなかったぜ。 ったくなぁ。
変わらないようでいて、何時までもこんな風に深々と冷え込んでても、何時の間にか毎年春になる。 変なの。
えっと、こっからは別の話。 『新選組!』がかなり好き。大河ドラマ見るのって久しぶりだけど、これは欠かせないぜ。 新選組って昔から凄く好きで、歳さんの墓参りとか小島資料館訪問とかもしたことある。中学生の頃だけど。
だから、なんつーか。 一気に持てはやされてくると、私の歳さんが、私の新選組が薄まってしまう気がして、寂しかったり腹立たしかったりしたが、 (← ファン心理まるだし。自分にこんなファン心理があろうとは) そんなことどーでも良いくらいに好き。
歳さんの山本耕史いいじゃん。 彼の不動産のCFのイメージがあったので、げっとか思ってたが、あの妙さは前髪のせいじゃないか? づらかぶって額をすっきりさせると、いいじゃんよ。あの切れ長な目。片頬笑い。 色白なスッキリした顔と、鬱屈を溜め込んだ不満そうな口元が超つぼなんですけど。
きゃー歳! もう歳を見れるだけで嬉しい。
それに、藤原竜也の愛され笑顔の沖田総司! 翳りの有る斎藤ーのオダギリジョー。もう、溜まらん。好き好き好き。 あと、必死な中に垣間見える企まざる可笑しみが、いとおしい。
三谷幸喜って、一話完結は書けるけど、FLOWはどーなの?って不安だったけど、毎回近藤勇のある一日をぶつぶつと書いていくという手法で、その欠陥も見事に埋めたと思う。 うーん。そりゃそーだよな。スタッフだって、彼だってプロだもんなー。弱いところはちゃんと潰してかかるよな。
それにしても、大河ドラマだと、どーして史実がどーのって話になるの? ドラマなんだからいーじゃん。 歴史教材として使えだなんて、誰が頼んだ!?って言っちゃえばいーのに。
大体さぁ、司馬遼太郎だって、史実と会ってんのか? 『竜馬が行く』って、どこにだよ。見たのかよ。
って、だれも文句言わないのに。三谷幸喜だとダメなの? 権威を叩かないマスコミって、はっきり言ってくずだと思う。インクを使う分、くず以下。
alain
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