いくらなんでも好きすぎる
8390831(やさぐれおやさい)
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2019年06月09日(日) ■ |
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また逢う日まで。 |
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ゆずのライブを純粋な気持ちで楽しむことが出来なくなっている。 演出に乗り切れない自分がいることを改めて認識した。
それが前回のアリーナツアーでのこと。 それを経てのドームライブ。 単純にチケットが高いということもあったけれど、そんな気持ちから参加は一度だけにしようと思った。 そんな気持ちがあっても、それでもゆずの唄が好きだから一度だけは参加しようと思った。
諸事情から30分遅れで到着。 飛べない鳥が聞こえてくる。 厚ちゃんの美声を聞きながら走る。 途中係員さんに聞きながら入り口へ向かい、案内してもらう。 スタンド席。 でも見やすくて悪くない場所。
しかし…隣の席の人たちがずっとずっとタンバリン片手にしてて。 あぁ…私はもう無理かもしれないなぁと。 あのグッズのタンバリンのシャンシャンシャンシャンした音が耳障りで仕方ない。
スマホでの撮影OKも、禁止されてるフラッシュや動画撮影する人。 それ以前にライブを見ながら撮影するタイミングを見計らう自分すら鬱陶しく。
ライブでのスマホ写真撮影禁止することについて、今時ナンセンスだとかいう意見もあるだろうけど、私は逆だと思う。 こんな、情報の溢れてる時代だからこそ、限られた人たち限られた空間、その場所でしか、その場所だけで見られる風景、そこに行かなければ見えないもの、触れられないもの、その瞬間だけはそれだけに、なんにも邪魔されずにただただそれと向き合える時間と場所。
私がライブに求めるものはそれなんだ。
それってめちゃくちゃ贅沢なことじゃん?
私はそれを味わいたくてライブに行っているのだ。
ゆずの唄は好きだよ。 ゆずのことは大好きだよ。
でも好きでいるために、今のゆずライブからは離れたほうが良いのかもしれない。
あと、さすがに今回すごく萎えたのが歌わなすぎ&歌わせすぎな点かなぁ。 ライブで会場中が合唱してそれが美しい瞬間ってのもあるけど、何であんなに歌わないのかなとか。 ゆずの歌が聞きたくて行ってるのに、隣の客の歌声とか自分が歌うとかじゃないんだよ。目的は。
今回ライブ会場に遅れたのは電車で向かおうとしたら電車が人身事故のため運休になってしまったからだった。 その事故の詳細は分からないけど、私自身今辛くてしんどくて、一歩間違えればそれは私だったのかもしれないなんて思ったりもする。 それでもそっちに落ちずになんとか重たい気持ちと身体を引きずりながらでも歩いていけるのは、死にたいとどれだけ思ってもやっぱり死ぬのは怖いという当たり前すぎる感情によるストッパーとゆずやいろんなエンターテインメントによる心の糧があるからだ。 ありがとう、ありがとう、ありがとう。 また会おう。
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