2010年04月29日(木)
夫の実家に行きました。 入籍前に一度だけあいさつに行ったきり。 はっきりいって、義父母がどんな顔だったか覚えていません。 ただ、ふたりともとても気さくな人たちだったことだけは覚えています。
夫の兄家族も来ていて、大人数でお寿司を食べました。 まだもうしばらくは「猫」をかぶっておくことを決めている私ですが、おなかが空いていたため、出てきたお寿司をパクパク、パクパクと食べました。 みんなが共通の話題をしたり、テレビを観ながら好き勝手なことばっかり言ったり。
ふと思いました。
家族の食卓って、こんな感じだったっけ?
何かを糸口に過去(むかし)を思い出そうとするけれど、どうもうまくいきません。 家族がひとつのテーブルを囲んで、同じ料理を食べて、同じテーマについて語り合う。
私のずっと憧れていた「家族像」が目の前にあり、そして私はその憧れの中の一員になろうとしています。 いえ、戸籍上はもう家族の一員です。
でも、どうしても所在無くそわそわとした気分になるのは、長年にわたって身についてしまった習性でしょうか。
そんなことを考えながら、私の隣に座りながらお寿司を食べている夫を見ました。 いっしょに住み始めてまだ5日。 まずは、私はこの隣の人と「家族」の形を築いていかなければいけません。
さて、どんな形になるのでしょう。 とりあえず、私はこの「家族」の始まりの人をたいせつに思っていることは、確かです。
おやすみ。
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