1、時間は風のよう/ただ流れてゆくだけ
時とともに/皆去ってゆき/音信も果てた
2、夏の去った海辺には/かなしみだけが残された
人影は失(う)せ/
嘆きのつきぬ波だけが/くりかえす
3、秋の日の寂しさが/しみじみと感じられる日です
木の葉(このは)たちも/色を変えて/装う季節です
わたしも/さっそうとして/
きれいな街を歩いてみたい
→文集/「生きている哀感」 2014・06・13〜 にほんブログ村→ポエム→詩集
春の印象
喧騒な日は沈み/ 静寂な白い月は登った
過去のかなしみもくるしみも/ 忘れたような顔をして/ 菜の花畑のうえに/ 月が淡く光っていた
初春の夜の風は/ 孤高のうたを囁きながら/ 平野をしずかに流れていった
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朝
朝霧のなかから/村落は現れて/
透明な日射しが射しこむ
美しい朝がきた
夏の濃い緑は映(は)えて/
上流の水はつめたく清い
しずかな美しい朝がきた
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「人生のうた」
ひとを愛するなかで/
かなしいことは/
ひとを信じることができないこと/
愛をつくすことができないこと
愛を知るために/
ひとは生まれ/
愛もなく終わるのは/
寂しい/あまりにも寂しい
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| 2014年08月25日(月) |
注目記事/ 青春の詩集(1)〜(4) |
(1)愛の詩(うた)(一編) (生きるために、愛を肯定しなければならない。)
(2)愛(一編) (愛への強い肯定と確信)
(3)春の詩集(四編) (ある少女に捧げる/生の喜びをうたう)
(4)悔恨(かいこん)の詩集(二編) (人生への悲哀と失望/恋と青春の終わり)
→2014・02・06(案内2) にほんブログ村
| 2014年08月24日(日) |
注目記事/ 漢詩的詩集(1)〜(10) |
�� ここでは、愛の喪失による痛みや悲しみを、自然界に目を向けることに よって、脱却しようと試みる著者の姿が透けて見える。 その静謐(せいひつ)な詩世界からは、喪失によって、 研ぎ澄まされてゆく著者の孤独が、ヒリヒリと伝わってくるようであった。
�� 1、2014・02・17 臨春/臨春 2、 02・18 秋月/花時 3、 02・19 秋声/深省 4、 02・20 夜明け/生涯 5、 02・21 静寂の地/日はまた昇る
�� →2014・02・16(案内4)
一
花いちりん/
忘れた恋に/花一輪
花いちりん/
忘れたあの子に/花一輪
二
花いちもんめ/
負けて/あの子を横取りされて
花いちもんめ/
しあわせ/みな/奪われて
三
一輪咲いた/花のさみしさ
→生きていることの哀感/文集「さびしきうた」 2014・06・13〜08・23
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1、ハクモクレンのやわき白さは、 きみの頬の白さよ。 長い年月が過ぎて、忘れてしまったが、 そのイメージが、きみの存在を支えている。 高校一年生のままだ。
2、きみのくれた手紙の中味を、 忘れてしまったが、 一言、覚えている。 [ ] きみが、そう呼んでくれた。 そこには、深い善意があった。
3、わたしは、探したい。 わたしは、見つけたい。 一言の善意を。 人は、敬意と善意によって、 友達になれる。
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生存
露出した血管の[白さ]と/
[赤い]血液は/美しい
血溜まり(ちだまり)のなかで/
意識を失い/
集中治療室で/目が醒めた
死ななかった
それから/6年かけて/
人格障害を矯正し/
いまは/ただ/静かな孤独のなかにいる
誰もが/この/歪んだ社会のなかで/
この過当競争のなかで/
自分の栄誉を/手に入れるのに/
必死なのだ
→悩みは人生を充実させる/文集「人生の時」 2014・01・15〜04・26 →生きていることの哀感/文集「さびしきうた」 2014・06・13〜08・21 にほんブログ村
人生において/ 最たるものは/愛と孤独である
愛ほど/人生に/幸福を与えるものはなく/ 孤独ほど/悲劇を与えるものはない
私は/それが/なぜだか/知っている 人は一人では生きれない生物であり/ かつ/一人で生きらねばならないからである
そして/幸いなことは/ 死があることである どんなに孤独な者も/ それによって/解放される どんなかなしみも/さびしさも/ 死によって/終焉(しゅうえん)を迎える
つまり/孤独な人生にとって/ 死があることが/歓びであって/ 愛の人生にとっては/ 最も深い苦しみとなる
神は/そのように/ 人間を平等にした
→生きていることの哀感/文集{さびしきうた) 2014・06・13〜 にほんブログ村→ポエム→詩集
一 やさしい 夏の明るい風が 吹いている 少年のぼくは きみだけを 愛していた どれくらいかといえば 地球の直径くらい ある時は やわらかい日射しのように ある時は はげしい雨のように 抱きしめた
二 いまも きみのことを 忘れていない 校庭の片隅で 一度だけ キスをした きみは 知らないだろう いまでも ぼくのこころの中には きみが 実在していることを
→悩みは人生を充実させる/文集「人生の時」 2014・01・15〜04・26 →生きている哀感/文集「さびしきうた」 2014・06・13〜08・14
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悲哀の空
○やわらかな白い雲が/
春のやさしい風に乗って/
遠くへ/遠くへ/
流れてゆく
○そして/また/
白い雲が/頭上にやってきて/
遠くへ/流れてゆく
いつの時代も/同じだった
○あの白い/雲のように/
自由に/流れていけたら
何の目的もなく/
かなしみも/さびしさもなく/
生きていけたら/素敵なのに
○いまも、わたしもきみも/
たえまなく/
悲哀の空を/流れてゆく
→悩みは人生を充実させる/文集「人生の時」 2014・01・15〜04・26 →生きていることの哀感/文集「さびしきうた」 2014・06・13〜08・14
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1、白い波が打ち寄せる/
黒い岩場が/遠遠と続く/
潮騒の響く道路の一角に/
バス停の標識が/ポツンと立っている
2、月夜の砂浜に/光はしずかに/
舞い降りて/ぼんやりと白い
その上に一つの影/私は過去に立っています
3、いのちと思想の融合する/果てしなく遠い/
だれ一人/辿(たど)りつくことのない/真理の世界
どんなに遠く険しくとも向かう/静寂の地へ
4、尖った孤峰の上を/
月は/するどく照らしだし/
天に星/地に影/
一人/山中にありて/闇のなかに/風の声を聞く
野獣のごとき/強き意志は/ありやなしや
→文集「さびしきうた」2014・06・13〜 にほんブログ村
一
夕日のしずかな感情。
疲れ果てた日没。
きみのさみしい(うた)が、聞こえる。
どこから、聞こえるのか、解らないが、
西から聞こえてくるようで、
北から聞こえてくるようで。
二
きみの所在は、解らない。
さみしい(うた)は、何を語るのだろう。
人生の終幕が降りる前に、確かめたい。
三
今日も、いとまもなく、過ぎた。
明日もそうだろう。
その次の日も、その次の日も。
終幕は、たしかに近づいている。
四
きみのさみしい(うた)は、何を語っているのだろう。
わたしの終幕が、降りるまえに、確かめたい。
それは、未練か、執着か。
ただ一度でよい。
再会したい。
何が、真実であったか、知りたい。
→生きていることの哀感/文集「さびしきうた」2014・06・13〜 にほんブログ村
㈠深夜に、しずかに降りつづいて、
早朝に見る雪を、「美雪」と呼ぶ。
朝日に輝いて、美しい。
㈡今朝二人は、別れる。
愛し合う者の別れを、『愛惜』と呼ぶ。
二人には、どれだけ哀しいことか。
寂(さみ)しいことか。
㈢しかし、運命は変えられない。
定めは変えられない。
㈣二人が別れてゆく今朝、
「美雪」は朝日に輝き、
しかし、心は悲愴だった。
→文集「人生の時」2014・01・15 にほんブログ村
未来予測図
一 限られた地球(環境・水・食料・エネルギー・資源)のなかで/ 自由経済が/これから/限りなく/進化・成長・拡大/ してゆくのは/不可能です
二 世界人口は/72億人で/ そのうち/3食/食べているのは/2割/ 餓死者は/毎年/1500万人に/上(のぼ)る 食料が不足している/わけでない 2割足らずの/先進国が/ 穀物の半分以上を/消費している
三 貧富の差(所得格差)が/拡大している 新自由主義は/世界の人々に/ 労働・賃金で/過酷な過当競争を/強いている 会社も/グローバルな競争に/さらされている どちらも/死活問題だ 世界は/肥満と餓死が/混在している 生きることと/食べることは/同義だ 貧困は/人間の生存の基礎を/脅かす
四 世界に残っている/貧困・差別・対立 マネーゲームは/なにも/生産しない 前世紀から今世紀まで/世界を支配している/ 価値観・社会通念は/ 個人主義(自由主義)に/還元される
五 現在/行きすぎた/自由主義 個人の自由(精神的自由・経済的自由)は/ 社会性・公共性において/ 制約すべきである 共同主義(平等主義)に/おいて/ 社会的富の独占は/ 社会的罪悪である
→文集「人生の時」カンタンな社会学の体系 2014・01・24〜02・05 にほんブログ村
わたしのさびしさ/ 清澄なこころ
わたしのさびしさ/ 内面性の深さと/純粋性が/ 深化した
わたしのさびしさ/ 強さとさびしさは/ 表裏一体
わたしのさびしさ/ 悩みを越えることで/得られる/ 「充実感」と「静寂」
わたしのさびしさ おわりのある/一筋の道 おわりのある/かなしい道
→生きていることの哀感/文集「さびしきうた」2014・06・13 にほんブログ村
一 ここにいるよ たとえ/雪の日であっても/ 激しい雨の日であっても/ あなたが/道を迷わないように/ いつまでも/ここにいるよ
二 ここは暗い ここは冷たい こころが/凍りついてしまった きみは/どこにいる
三 もう/きみの/瞳をわすれてしまった もう/きみの/髪をわすれてしまった だけど/朽ち果てるまで/ わたしは/ここにいるよ
四 どんなに/待ちくたびれても/ どんなに/年老いても/ どんなに/こころが病んでも/ どんなに/さみしくても/ わたしは/ここにいるよ わたしは/ここにいるよ
五 春が/来ようとしている 初春のうすい緑が/ ここを覆(おお)うまで いいえ/初夏の濃い緑が/ ここを覆うまで いいえ/晩秋の赤い葉が/ ここを覆うまで いいえ、真冬の冷たい雪が/ 降り積もるまで
六 わたしは/ここにいるよ わたしは/ここにいるよ
生きていることの哀感/文集「さびしきうた」2014・06・13 にほんブログ村
未来予測図
一 自由と欲望の/拡大した結果/ 自己愛と利己主義は/広まった また/自由競争は/過当競争へと/変化した
二 進化・成長・拡大し続けるという/ 資本主義の神話は/崩壊していない しかし/経済成長と環境の不和は/ 確実に/大きくなっており/ いづれ/決定的になるだろう (環境汚染・破壊/水・食料の不足/ エネルギー・資源の枯渇/人口爆発/ 飢餓・餓死/貧困) ゆえに/人類社会は/一度/破綻するはずだ そして/地域社会を中心にした/ 循環型社会に/再編してゆく (自然との共生/欲望の抑制/経済的平等)
三 現代社会の基礎は/民主主義だ 人権として/経済的平等が/成立すれば/ 経済に/大きな制限を/与えるだろう (自己決定権は/自己責任に/基づく) 経済の制限も/安全保障も/ 国民投票で/国民が決めたのであるなら/ どのような結果になっても/ その責任は/国民自身が/受け入れなければ/ ならない それが/民主主義だ
五 共同社会は/厳格な所得再配分で/ 平等な社会を/実現するだろう なぜなら/仕事は/ 対等に/社会的必要性を持つ ただ/仕事には/貴賤はある
→文集「人生の時」案内1、カンタンな社会学の体系 2014・01・24 にほんブログ村
青年
林のなかに/灯火が1つ
わたしを/救う光だ
闇は/わたしに/しのびよってくる
事実は反対なのだが/
わたしには/そう思えた
灯火が/闇に投光している
闇のなかに/5mほど/光が/支配している
青年の頃/わずかな光だった
先が見えなかった
不安に/支配されていた
→生きていることの哀感/文集「さびしきうた」2014・06・13 にほんブログ村
一 さみしいくらい/ まっさおな空に/ 向かってさけんでも/ 誰もいない/返答はない
二 神はいない 仏はいない 小四の時死んだ/ 友達はいない
三 まじり気のない空は/ まっさおに/青ざめている/ 沈黙している
四 だから/ わたしはさみしい わたしはかなしい
五 空に/知人がいて/ 見守ってほしい 空に/知人がいて/ 見つめてほしい
六 友はどこにいるのか
七 わたしは信じている 敬意と善意/固い絆
八 この世界に/善が存在し/ いたわりと/思いやりが/ 存在する
九 一生会えない友よ だから/ただ/ まっさおな空を/ 見上げている
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