| 2014年09月30日(火) |
54、さびしい夜を明かす |
一 月の出た夜は、 さびしいうたでも、歌って、 かなしむよ。
一 不遇な涙。 うつくしい月。 わたしの人生も、 かくのごとく、ありたい。
一 清貧の生活。 お金に、困るほどではない。 昔から、質素だったから。 苦にならない。
一 月の出た夜は、 かなしいうたでも、歌って、 さびしい夜を明かすよ。
一 月の出た夜は、 無為に任せて、 しずかな夜に、 身を任せるよ。
一 さびしい夜を明かして、 空が、しらじらと明けて、 曙色になるまで。
→文集「生きていることの哀感」 2014・06・13〜09・30〜 にほんブログ村→ポエム→詩集
| 2014年09月29日(月) |
53、現代の基礎と予見 |
�‖燭�の学者は、現代社会を、 経済の時代として、捉えている。 第2次世界大戦の意味するものは、 全体主義に対する、民主主義の勝利だった。 しかし、民主主義は、こんにちでも、未熟である。 経済的自由に対して、経済的平等という権利が、欠落している。 これらは、人権の選択的権利であり、経済を大きく左右する。
��国民投票によって、 自己責任のもとに、 自己決定権を有する。 その結果がどうであれ、 それが、国家の意思であり、 それを、国民は、受容しなければならない。 それが、民主主義の主旨だ。
��そのためには、 経済的平等権の確立、 国民主権に基ずく、国民投票、 人権の番人としての、憲法裁判所 それらが、必要だ。
→文集/「人生の時」案内1 2014・01・24〜02・05 にほんブログ村→哲学・思想→思想
| 2014年09月28日(日) |
52、『いのち』の悲哀と失望 |
1、『いのち』は、考える どうしたら、 しあわせに、なれるだろうか Aの虐待・威嚇 A・Bの支配 A・Bの不和 Bの愛情の欠如 しかし、小さな『いのち』は、 A・Bの権威主義的家庭から、 逃れることは、できない
2、やがて、人間への不安と不信と恐れに、 苦しむようになる それは、『いのち』の孤独感・孤立感を深めてゆき、 社会的疎外に、苦しむ そして、『いのち』は、社会に適応できずに、 社会的敗者に、なる
3、トラウマは、心理的ストレス・心的外傷に、なって、 ある種の気分を、与える 緊張・興奮・不安。絶望・苦悩・迷い。 その苦しい気分から、逃れようとして、 「我欲・渇愛・自己承認の欲求」を、繰り返す その度ごとに、心的外傷は、深くなる 人は、自分の為に、ならない者を、 受け入れないからだ
4、『いのち』は、考える その負の連鎖を、止めようと しかし、いざというときに、 不安・不信・恐れを、止めることが、できない
5、苦悩・絶望・失望・迷い。 その苦しみは、深い
6、賢者が、どんな真理を、説いても、 『いのち』は、救われない 心的外傷は、消えることのない、こころの傷だ 人生への悲哀と失望は、尽きない
→さびしきうた/文集「生きていることの哀感」 2014・06・13〜09・28〜 にほんブログ村→ポエム→詩集
一 さあ、泣きなさい 辛かった幼年時代 苦しかった青年時代 虚しかった壮年時代
一 つめたく、さみしい、 晩年を、 誰のために、生きよう わたしに、父はいない わたしに、兄はいない 年老いた母との、互恵互助 そのほかに、連れ添いは、いない
一 母に、扶養されて、 障害者2級と、 自立支援医療受給者証を持つ タバコをやめて、7年 アルコールをやめて、5年 小使いは、3千円
一 母を、看取ったあとは、天涯孤独 一人の友もいない 精神病者の運命だ わたしにあるのは、上辺のつながりだけだ 天涯孤独 妻子がいたら わたしの夢は、叶わなかった
一 さあ、泣くのをやめて、 しっかり、生きよう 誰にも、迷惑をかけないように ユーモアを言って、笑おう わたしは、天使だと、 ちいさな声で
→文集/「生きていることの哀感」 2014・06・13〜09・27〜 にほんブログ村→ポエム→詩集
�,△覆燭�恋しい 南風が吹くゆえに あなたが恋しい
�■噂鬼嵋茲離妊ぅ� 護国神社で降りて 大濠公園の中道を渡って 出口にある小さなレストランで すこし贅沢(ぜいたく)をした
�F酩�が吹くゆえに あなたが恋しい 若かったあの頃 大学生の君が とても恋しい
�し�の存在はもうないのに 心のなかに いまも残っている痕跡は 若くて 明確で やさしい 君はやさしかった 許してくれた いつも 言うまえに してくれた
�タ瓦里覆�には いまも 君は実在している 君の笑顔 澄んだ声 握りしめた手のあたたかさ 思い出すと 涙が こぼれる さみしさに 涙が こぼれる
→文集/「生きていることの哀感」 2014・06・13〜09・26〜 にほんブログ村→ポエム→詩集
一 私が若いころは、 フラれるか、フラれないかの、 二者択一だった。 失恋に泣いて、諦めた。
二 しかし、現代の若者は、諦めない。 命をかけて、追い求める。 なぜなら、利己主義によって、 道徳・倫理は、否定され、 自己愛のもとに、 自分のすべての行為は、 正当化され、肯定される、からだ。 個人中心の世界、自己中心の世界。
三 薬物のように、 恋は、依存症になっているようだ。
→文集「生きていることの哀感」 2014・06・13〜09・25〜 にほんブログ村→ポエム→詩集 http://www.enpitu.ne.jp/usr10/108666/
| 2014年09月24日(水) |
48、ケンカをしようよ |
感情的になって 自分を抑えきれないほど 感情的になって お腹の中のものを みんな吐き出しちゃえ (けれど、礼儀だけは忘れないで)
私がこう思い あなたがああ思っていることを 赤裸々にしよう
そしてケンカが終わって 沈黙の時が過ぎて 互いの怒りと憎しみが消えたら おたがいを認識しあってから 仲直りしよう
初めの一言は私から 何事もなかったように ただ以前より親愛をこめて 初めの一言は私から 尊敬と信頼をこめて 私から
→文集「生きていることの哀感」 2014・06・13〜09・24〜 にほんブログ村→ポエム→詩集
�^貽�・一日が、非常に厳密に、 過ぎてゆく。 去る一日も、来る一日も、 同じ長さ。
��果たして、自分は成長しているのだろうか! 成長するためには、人との接触が少ない、 善意の交流がない。 私のこころのなかの、やさしさ・思いやり・包容力。 しかし、人を救う、社会的立場ではなく、 弱者として、生きながらえている。
��私には、力がない。 地位も名誉も、お金も財産も、 人を救うには、あまりにも貧しい。
�せ笋蓮⇔呂�欲しい。 地位・名誉が、欲しい。 お金が欲しい。 財産が欲しい。 権力が欲しい。 自分を治めることが、できないのに、 どうして、人を治めることができるだろうか。
→文集「生きていることの哀感」2014・06・13〜09・23〜
にほんブログ村→ポエム→詩集
�〇笋�、高校生の時に、書いた詩です。 卒業のとき、皆、処分したのですが、 卒業文集(ガリ版)に、四編、見つけました。
��古びています。 玉子色の表紙に、「雀榕」の表題が、書かれています。 黄ばんだページに、青い文字が、すこし滲(にじ)んでいます。 クラス全員の紹介文には、私のことも、印されています。 ○○○○ーカモシカのようにかけて、 ロマンの詩情あふれる、 ノッポの足ながおじさん
�B膤悗鯊感箸靴討�ら、10年程してから、 再び、詩作を始めました。 そのほかに、5〜6編、思い出しました。 授業を抜けて、生徒会室で、ガリ版を刷ったことがあります。 勉学不良。 それが、私の高校時代でした。
�だ捗佞了軆� ㈠愛の詩(うた)(一編) ←寂しき詩集から 生きるために、愛を肯定しなければならない。 ㈡愛(一編) ←愛の詩集から 愛への強い肯定と確信。 ㈢春の詩集(四編) ある少女に捧げる。 生の喜びをうたう。 ㈣悔恨の詩集(二編) ←悔恨の詩集から 人生への悲哀と失望/ 恋と青春の終わり。 ○綴られている言葉には、幼さを感じさせる一方で、 それが、著者の思いの純度を、高めてもいる。
→青春の詩集2014・02.07〜02・10〜 にほんブログ村→ポエム→詩集
�,錣燭靴倭曚辰拭� その詩集は、最初に生まれた口語詩であり、 同時に、最も最上の作品であり、 最も偉大な詩人だと!
��愛憐詩篇のなかに、「初夏の印象」という詩片がある。 (昆虫の血のながれしみ、 ものみな精液をつくすにより・・) あなたは、(純粋な液)と解釈するかもしれないが、 わたしは、そうは想わない。 雄性の生殖器から、分泌する液の匂いと、似ているからだ。
��青春 若葉の濃くなってゆく初夏 森のなかの蒸せ返る精液の匂い 立ち込める青青(あおあお)しい林のなか 春の若葉と初夏の青葉の混在する頃 前日 雨に濡れた樹木の匂い 初夏の強い日射しが反射して 蒸せ返る輻射熱 それは少年の青臭い体液の匂い それは若い体の放つ 青青(あおあお)しい匂いです
�き�の条件を満たすとき、 1年に、2〜3回 わたしは、遭遇します。 それは、異様な不思議な体験です。 人間も自然も、生生(なまなま)しく、生きていることを、 実感します。
にほんブログ村→ポエム→詩集
| 2014年09月18日(木) |
静寂への道ー終章ー『静寂』 |
静寂への道ー終章ー『静寂』→2014・04・12〜04・18
一 全5冊の詩集からなる本作の基調をなしているのは、 孤独や疎外感、寂寥感といった、 翳(かげ)りのある、感情の表白である。
一 最期の詩集、『静寂』は、闇夜に浮かぶ月の姿に、 人間存在のあり方を、表象してみせた。 まさに「月への賛歌」と呼ぶに相応しい詩集である。 これまでにも何度か言及されてきた『静寂』という言葉・観念が、 頻繁に現れ、 静寂のなかに、己が孤独を解き放つことによって得られる平穏、 どこか涅槃的な心境が存在することを、静かに訴えている。 本詩集に見られる「静寂の思想」とでも呼ぶべき観念性は、 孤独のなかで育まれた、 著者独自の精神的な境地の到達点と言えよう。
一 主題→悩みは人生を充実させる。 その先に、『静寂』がある。
にほんブログ村→ポエム→詩集
| 2014年09月17日(水) |
AKIちゃんへ(1954)、秋 |
AKIちゃんへ
一 私のこころのなかに ただ ひとり 存在するのは あなただけです
一 私は 決してあなたを不安に思わない 決して不信感を持たない 決して恐れを抱(いだ)かない
一 ただ ひとり 私のこころのなかで 平安に暮らしている
一 こころのなかの あなたの存在そのものが 実在であって そこには 我欲も渇愛も 自己承認の欲求もない
一 こころのなかに ただひとり あなたが 実在することの喜びと悲劇が そこにある
秋 AKIちゃん 君の名の美しい季節がきた きれいな空に 雲がさびしくたなびき 風がかなしみを奏でた もう 遠い過去になってしまった とどかない想い 白いコスモスを抱(いだ)いて 山頂の草原(そうげん)に立つと 君が来るような気がした
→文集「生きていることの哀感」 2014・06・13〜09・17〜 にほんブログ村→ポエム→詩集
一 流れて行く雲が、どこに、辿(たど)りつくのか、 解らぬように、 また、 私の人生も、最期に、どこに漂着するのか、 知るよしもない。
一 どん底の孤独か! 話す相手のいない沈黙か! それとも、上辺の付き合いで、 平和を実現するか、 善意を発見するか! それとも、苦難を乗り越えて、 「充実感と静寂」を得るか!
一 しかし、私の心の中に、 深い孤独と共に、 生きることの、かなしみが、 生まれている。 生涯、消えることのない、 深い、静かな、 さみしい感情が、生まれている。
→文集「生きていることの哀感」 2014・06・13〜09・16〜 にほんブログ村
| 2014年09月15日(月) |
42、安全保障について |
一 外交の手段としての、抑止力は、必要だろうか。
一 外交の手段を、抑止力に、頼る。 たしかに、安全保障は、国防を目的にした戦争の準備であり、 それは、軍事力の強化と抑止力を伴う。
一 しかし、その性質上、最終的には、 抑止力の名のもとに、 軍事力の行使によって、 戦争が発生する可能性を、否定できない。 真実は、戦争を、前提にした、抑止力なのだ。
一 資本主義が、永遠に、成長・拡大するという神話のように、 軍事力も、それに比例して、拡大・成長しつづける。 その先にあるものは、なんだろう。
一 外交手段としての抑止力は、このように、危険性を内在化している。 つまり、「抑止力の強化と戦争の可能性」は、明らかに、関連する。 現実は、抑止力と戦争は、表裏一体なのだ。
にほんブログ村
| 2014年09月14日(日) |
41,過当競争と、欲望の狂気 |
一 資本主義の原則は、「自由競争」だ。 「自由と競争」によって、封建的身分制度は崩壊し、 近代社会である、資本主義は始まった。 「自由競争」によって、個人の能力は生かされ、 それによって、社会的エネルギーは、驚異的に拡大した。
一 競争は激化し、資本主義の原則は、 「自由と競争」から、「自由と欲望」へと変容していった。 それは、物質的利益の追求を、可能にし、 欲望の肥大化と、物量的充足と、心理的苦痛を生んだ。
一 競争は、さらに激化し、グローバルな過当競争になり、 その「欲望の原理」は、「利己主義と自己愛」へと、変容しつつある。 不倫・離婚/ストーカー・DV/拝金主義・悪徳商法・マネーゲーム/ さらには、安全保障の名のもとに、紛争・戦争など。
一 それは、「欲望の狂気」になって、社会規範(道徳・倫理)を破壊して、 社会の秩序を、崩壊させつつある。
→案内1、カンタンな社会学の体系 2014・01・24〜02・05
一 ゆらゆら 揺らいで、 日没は、かなしい。 静寂は、沈黙している。
一 高二の時、 転校してからのことは、 なにも知らない。 私は、君のことを、 よく、知っている。 君のことだから、 ○○大を卒業して、 高校教師になって、 校長になって、いることだろう。
一 君は、一人のような気がする。 子供を産めないために、離婚されて、 独り、 さびしさに耐えて、 しっかり、 生きているような気がする。 風のうわさを聞いた。
一 それが、本当だとしても、 わたしには、何もできない。 社会的疎外、社会的敗者には。
一 君とは、短く・深いコンタクトだったね。 私のことを、hidebouと呼んで、 純粋すぎると、諭(さと)した。 半年の文通だった。
一 何でもないことで、 君を、不純だと、憎んだ。 真実の愛・完全な愛を、 求めていた。 私の精神は、病んでいた。 しかし、それは、 相手の胸元に、 ナイフを突きつける、ようなものだった。 誰が、愛の証明など、できようか。
一 時々、君の写真を、見る。 かわいい、おさげなのに、 きりっとしていて、美しい。 私の心の中では、君は、 いつまでも、「おさげのマドンナ」なのだ。
にほんブログ村→ポエム→詩集
○朝の風で、目が醒めた。
しずかな平和と、やさしい善意で、目が醒めた。
○いま、わたしの人生は、
くるしさのあとの、
[充実感]と[静寂]に、満ちている。
○わたしの人生は、のんびり・しっかりで、
なければならない。
また、再発しないように。
○HIDEKIよ。がんばれ!
平均寿命まで、あと、18年。
→文集「生きていることの哀感」 2014・06・13〜09・11 にほんブログ村
こどく
○想い出が浮かんでくるが/そこにはもう/
歓びはなく/
仄かなむなしさが/よぎっている
そして/空気のようなさびしさが/
淡淡としている
○どこへとも/行くことのない/
タバコのけむりのように/
部屋のなかで/くすぶっている/
かなしさよ
○まるい月夜は/
淡く蒼く/画像をとらえて/
沈黙を守り/
嘆きのことばを/出さなかった
にほんブログ村→ポエム→詩集
| 2014年09月08日(月) |
精神ー「資本主義の変容」 |
1、初期(自由と競争) 自由と競争によって、個人の価値は認められ、 それは、驚異的に、社会的エネルギーを拡大させた。 そして、自由と欲望は、物質的価値の追求を可能にし、 現代、先進国では、飽食の時代(過剰消費)を、迎えている。
2、中期・終期(自由と欲望) 自由と欲望は、現代資本主義の第一義であり、 それは、欲望の肥大化と物量的充足(→精神的麻痺)と 心理的苦痛を、与えた。
3、末期(自己愛と利己主義) 利己主義(例えば、違法性や悪)は、すべて、 自己愛によって、正当化されるようになる。 例えば、不倫・離婚・家族の崩壊/ストーカー・DV・犯罪/ 拝金主義・悪徳商法・マネーゲーム(経済のギャンブル化)/ テロ・紛争・戦争 等。 それらは、過当競争によって、荒廃・退廃した精神から、生まれる。 現代資本主義は、これら、末期の様相を、すでに顕在化している。 現代社会(成長・拡大社会)は、崩壊するのだろうか。 そのあとに、どんな新しい社会が、形成されるのだろうか。
→カンタンな社会学の体系(人類社会の根幹・現代社会の基礎・ 未来社会の予見)2014・01・24〜02・05 にほんブログ村→思想・哲学→思想 //ポエム→詩集
一 雪はあてどなく降り/真白く積もるかなしみは/ 切れ目なく積もる時間のさびしさは/ 片想いに似ている 自分の心の重たさに/自分だけが苦しんでいる
二 恋は生まれ/育つことなく消え/愛は生まれ/実ることなく終わる
三 その苦しみ程重く/その悲しみ程深いものはない
四 あなたが悲しめばよいと/別れを告げた/ 意地悪な少年の身勝手さを/許してほしい
五 君の写真は/20数年後の今も/ 私の心のなかに/飾ってある
六 はらはらと/落葉は散り/ 落ち葉はカラカラと/地を這(は)う 青春のたそがれに/明日はありやなしや
→文集「生きていることの哀感」 2014・06・13〜09・07 にほんブログ村
一 不安・不信・恐れ 人格障害になり/ 緊張・興奮・不安 統合失調症になり/
一 私は/苦悩・絶望・迷い/のなかを/ 彷徨った
一 そして、最後に辿り着いたのが/ 静寂という名の/「孤独」だった 上辺のつながりのなかに/「平和」を構築し/ 上辺のつながりのなかに/「善意]を発見する
一 わずかな光を頼りに/前へ進む 景色もない/ モノクロームの/さびしい道である
にほんブログ村
| 2014年09月05日(金) |
1、悲哀 2、春の月 |
悲哀
1、かなしさは、ひとりで生きてゆくこと 友もなく、恋人もなく、家族もなく、 さびしい白い雲のように、 風のままに、流れてゆくこと
2、あたたかな日当たりは、どこにもなく、 冷ややかな日陰は、暗く、深い 30年まえの写真を、引き伸ばして、 忘れていた人を、じっと見つめる しかし、サヨーナラの一言もなかった、婚約者に、 思い出などない あるとすれば、自分の悲哀だけだ
春の月
楽聖でさえ、そのさびしさは生涯、 理解されることはなかった まして敗者のそれなど、闇夜の影に等しい
春の月夜、咲き誇る桜はなまめかしい 季節は早足で廻る
花ざかりの山上に、青白い球形の月が、 天空に昇りつめて、青明な光を、 しずかに放っている、しずかに
さびしさは生涯、消え去ることはない
にほんブログ村→文集/「生きていることの哀感」2014・06・13〜
一 春のやさしい雨です 秋のつめたい雨です こうして/歳月は過ぎていきます
一 上辺のつき合いのなかに/「平和」の構築 上辺のつき合いのなかに/「善意」の発見
一 こうして/孤独を/克服します
にほんブログ村→ポエム→詩集 →文集「生きていることの哀感」2014・06・13〜09・04
1、若き日の立志 広大なキャンパス 駆け上がる校舎 名物教授の講義 繰り返す筆記 それらは青春の断片 そうめいに晴れた キャンパスの空の飛雲のように 過ぎ去っていった若き日日 (私の生涯のなかで 静穏なる安らかな三年)
2、並木のある冬の日の 街路の向こうに 日は沈みゆき 暗い深い想いは 再び覆った 人生はあとからあとから 陰りゆき しおれた花の運命 虚しく青春の日日は 失われて 過去は絶望の岸辺にありて 未来は寂寥の谷間に連なる
にほんブログ村
一 闇夜のなかで/潮騒が/響いていた きみのきれいな髪も/きれいな瞳も/ 見ることはできない ただ/押しよせる波と/返る波の/リフレイン
二 きみとの5年の歳月は/大人の女性に/変えた 別れは/予見されていた
三 「会うは別れの/世の常なれど」/ さびしくつらい 夜の涙は/見えないけれど この別れは/予見されていた きみは/少女から/女性になっていた
四 「会うは別れの/世の常なれど」/ かなしくつらい 潮騒のリフレイン 押しよせる波と/返る波の/リフレイン
にほんブログ村→ポエム→詩集 →文集/「生きていることの哀感」 2014・06・13〜09・02〜
|