悩みは人生を充実させる/文集「人生の時」

2014年10月31日(金) (10) 雲

一
曇っていいな。
秋風に乗って、
のんびり、
流れてゆく。

一
曇っていいな。
秋風に乗って、
気楽に、
流れてゆく。

一
自ら努力する
必要もないし、
目的地を定める
必要もない。

一
そんな人生って、
いいな。

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→文集「人生の時」
 2014・01・15〜04・26
→文集「生きていることの哀感」
 2014・06・13〜10・31〜
 
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2014年10月30日(木) 人生メモ(9)

所感

一
人生/すべて/損得勘定
なにをやるにしたって/
自分の損にならないように

一
1、お金のことじゃない
2、物のことじゃない
3、人づき合いのことじゃない
4、こころのことじゃない

一
1・2・3・4 全部について/
自分の損にならないように

一
一時の感情に流されて/頭にきて/
療養生活を乱さないように
平和主義を壊さないように
静寂や善意や感謝をわすれないように

→文集「生きていることの哀感」
 2014・06・13〜10・30
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2014年10月29日(水) 雑記 6

あ赤いカキの実 1つ

秋のお空に

ぶらさがって


風もないのに

コトンと落ちて


わたしのこころは

悲嘆に暮れる

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2014年10月28日(火) (9)三日月

鋭くとがった三日月。

向かいのMさんは、
ガンで亡くなった。

その平屋の上に、
一匹のネコが、
さびしそうに、
目をキラリキラリとさせて、
Mさんを待ち続けている。
悲愴な思いで、
爪をといでいる。

鋭角な三日月。
向かいの空き家のネコは、
目をキラリキラリとさせて、
悲愴な思いで、
爪をといでいる。

汚れた空腹のネコは、
必死に、爪をといでいる。

→さびしきうた/「生きていることの哀感」
 2014・06・13〜10・28〜
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2014年10月27日(月) 注目記事(5)/漢詩的詩集

ここでは、愛の喪失による痛みや悲しみを、
自然界に目を向けることによって、
脱却しようと試みる著者のすがたが透けて見える。
その静謐(せいひつ)な詩世界からは、
喪失によって、研ぎ澄まされてゆく著者の孤独が、
ヒリヒリと伝わってくるようだった。

1、臨春・臨春
2、秋月・花時
3、秋声・深省
4、夜明け・生涯
5、静寂の地・日はまた昇る

→2014・02・16〜02・21
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2014年10月26日(日) (8)白い霧の中を、彷徨って

一面/霧が立ちこめていた

見えない!進む道がない

解らない/どちらが前方で/後方か?


歩くのみ

私の人生は/どこへ/辿り着くのか


解らないまま/

歩くのみ


前に/進んでいるのか/解らないまま/

あと/春が15回ほど

→文集「人生の時」2014・01・15〜04・26
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2014年10月25日(土) (7) 哀しくさみしい

一
半世紀前のレター。
45年前の会話。
38年前の約束。

一
心の中の、大切なものが、薄れてゆくのが、
哀しい。

一
私は、過去に生きている。
前に進む道がなくて、
希望がなくて、
見込みがなくて。

一
いまも、あなたが好きで、
しかし、あなたはどうだろう。
しかし、そんな疑問は意味がない。

一
あなたのすべてが、
私の記憶の痕跡に、存在していて、
喜ぶべきか、悲しむべきか。

一
あなたに一度会いたいが、
もう、資格もない。

→文集「生きていることの哀感」
 2014・06・13〜10・25〜
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2014年10月24日(金) (6) 道

どうして/小さな/たくさんの花を/見ないのだろう

どうして/小さな/たくさんの星を/見ないのだろう

   ささやかなやさしい花

   銀の針穴みたいな星

   それら/うつくしいものたち

それらを/こころに宿しながら/

わたしの前の/ひとつの道

どうして/けわしい道なのだろうか

→文集「生きていることの哀感」
 2014・06・13〜10・24〜
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2014年10月23日(木) (5)療養生活

一
社会は/共同体であるため/
職業に/社会的必要の差異はない
仕事は/みな/社会の必要性において/平等である
しかし/職業の貴賤はある

一
精神病で/働けない者は/
自分の人生が/療養生活であることを自覚して/
発病しないようにするのが/一番の仕事である
それ以外/精神病に/未来はない

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2014年10月22日(水) 注目記事(4)/人生における愛と孤独

人生における愛と孤独

一
人生において、愛と孤独は共存し、
人間は、愛だけでも、孤独だけでも、生きてゆけません。
個人にとって、その比重は異なるとしても、
人生には、両方とも、かならず必要です。

一
愛は、集団化という、生物学根拠を持ち、
孤独は、孤立化という、生物学的根拠を、持っているからです。

一
愛と孤独、すなわち、(集団化と孤立化)は、
自己保存の法則の表裏なのです。

→集団化と孤立化の原理/2014・02・02
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2014年10月19日(日) (4)家族を失って

一
残された年月は/
1日1日と/消えてゆき/
為す術(すべ)もなく/流されてゆく

一
人は自分の家族を失って/
自分の孤独を知る
他人とは/遊びや交際上のつながりである
血とこころのつながりを/失ってはじめて/
家族相互の/信頼・敬意・善意の深さを/知る

一
「家族は/血縁的・法的・精神的・経済的共同体である」
気まぐれな/友情や恋愛でない

→文集「生きていることの哀感」
 2014・06・13〜10・19〜
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2014年10月18日(土) 注目記事(3)/「小理論」について

一
ここには、生きる為の理屈が、いろいろと書かれています。

二
�(�教について/絶対自由の境地
�∧�教の本質/キリスト教の本質/真善美/芸術の娯楽化
�J弧隻臓晋渋紂浸勸蕕討諒�法/恋の三重構造
 離婚について/現代の教育問題/
�だ弧燭伴匆颯轡好謄燹弊勅命拭法神こΔ寮言�
�ゲ甬遏寝甬遏神�
��人生の所感(1)
�Э誉犬僚蟯供複押�

→2014・03・25〜04・03
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2014年10月17日(金) (3)真実の愛を求めていたから

一
慈悲のこころ
つめたく
慈愛のこころ
さびしく

二
わたしは空を見る
まっさおな空を見る
そのなかを、
きみの形をした雲が、
ひとつ、
流れてゆく
呼んでも答えない
叫んでも答えない
辛い・かなしい・さびしい

三
かつて、わたしが、こころを閉ざしたとき、
きみは、泣いた
わたしは、かなしむ余力もなく、
絶望と失意に、
打ちひがれた
「真実の愛」を、求めていたから
わたしの人生で、一度きりの愛
きみを愛したゆえに、
愛に失望し、
その失意は、海より深かった
きみの正しい、正直なこころを、思うとき、
わたしのかなしみは、海よりも深い

→文集「生きていることの哀感」
 2014・06・13〜10・17〜
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2014年10月14日(火) (2)独白

一
AM1時に、目が醒めた。
私は、この家が好きだ。
前後左右、隣家がなく、じつに静かだ。
22坪の家、6畳の部屋。
兄から奪われるのを、死守した。
40年暮らしている。
母は逝って、さみしいが、長生きしたい。

二
精神病・人格障害、
お金・財産の為、
友人は、ひとりもいない。
社会的疎外・敗者。
マイナスにしかならない、わたしを、
誰も、受け入れない。

三
人格障害を、長年、内省しつづけて、
9割治した。
人の本性・性格構造・生き方が見えるようになった。
人間性が、解けるようになった。

四
資本主義社会は、自由・競争、
欲望・利己主義・自己愛で、動いている。
この過酷な、厳しい世界で、
お人よしは、犠牲・餌食になる。

五
孤独・孤立のつらさ・かなしみに、
まけないように、耐える。決意する。

六
私は、考える。
前世で、罪悪をしたのではないかと・・・。
因果応報では、ないかと・・・。
現世の贖罪は、続くのだろうか。

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2014年10月10日(金) 注目記事(2)/春の詩集(1953)

�々盥酸犬了�に、書いた詩です。
 卒業の時に、皆、処分したのですが、
 卒業文集(ガリ版)に、四編見つけました。
 古びています。
 玉子色の表紙に、「雀榕」の表題、
 黄ばんだページに、青い文字が滲(にじ)んでいます。
 ある少女に、捧げるために、書きました。
 春と青春の喜びに、溢れています。

��綴られている言葉には、幼さを感じさせる一方で、
 それが、著者の思いの純度を、高めてもいます。

��春・春愁・爪草・春風

→春の詩集/2014・02・08
→青春の詩集/2014・02・05〜02・13
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2014年10月09日(木) (1)別離

一
かなしみの涙が、涸れるまで、
氷雨(ひさめ)よ、降れ。
天に雲がなくなるまで、
氷雨よ。降れ。

一
陽(ひ)が昇るころ、
私は祈る。

一
きみが、一人きりでないように。
きみと共に、家族、皆、健康でありますように。

一
きみのしあわせは、私の幸せだと、
天は、暗示する。

一
同じ空の許(もと)に、
生きているしあわせを、
別離という。


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2014年10月07日(火) 注目記事(1)/ベートーベンについて

㈠彼の作品は、人類の創造した芸術のなかで、もっとも高貴なものだ。
(私はそう思う)
例えば、後期の弦楽四重奏曲は、
『前人未踏・後人の達せざる境地』を、示している。

㈡彼の作品を、毎夜、3年間、聞いた。
 � 峩貲困隆心遏�
   人は、苦難を乗り越えるによって、初めて、
   「充実感・歓喜・静寂」を、得る。
 �◆嵜祐崑減澆慮鋲叛�」
   それは、「個体としての独立性」に、根ざしている。
 ��「清澄な心」
   「孤独と純粋性」が、内面深化したものにちがいない。
 �ぁ峺鋲箸寮甜箍宗�
   孤独の表裏としての、「強さとさびしさ」。
   孤独の苦しみも悩みも迷いも、
   「強さとさびしさ」という形に、静寂化できる。
 �ァ崟鎖静�充実度」
   14番7楽章では、すさまじい「精神的充実度」を見せる。

㈢難解で、重く苦しい内容なので、
 10ページを、1ページに要約します。

 →ベートーベンについて/2014・04・10〜04・11
 
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2014年10月06日(月) さびしきうた/文集「生きていることの哀感」(2)

「生きていることの哀感」(2)
 hideki

   この文集には、
   「生きるかなしみ」/「愛する苦しさ」が、
   書かれています。

   詩の所感/みたいなものです。


未来>をクリックして、
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2014年10月02日(木) 56、わたしのこころの虚構

一
AKIちゃん、元気にしてるかい。
いま、どこに、住んでいるの。
家族は、元気かい。

一
世間の噂で、
福岡教育大を出て、
高校教師になり、
校長先生に、なったという。

一
きみが、校長なんて。
わたしのこころの中では、
おさげの少女のままだ。
瞼を閉じると、
端麗な容姿が、目に浮かぶ。
少女でありながら、
キリリとしている。
「−−過ぎる」と、何度か、諭してくれた。

一
中2のときに、人格障害に、なっていた。
わたしは、「悲の詩集」を、書いた。
もう、その文集は、わたしの手にない。
きっと、きみの手にも、ないだろう。
そこには、生の悲劇性を書いた。
生きる悲しさ・愛する苦しさが、書かれていた。

一
半年の文通のすえ、
半年で、こころを閉じた。

一
AKIちゃん、元気にしてるかい。
いま、どこに、いるの。

→文集/「生きていることの哀感」
 2014・06・13〜10・03〜
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2014年10月01日(水) 55、我が生涯

一
人格障害で/なやんだ/49年
統合失調症で/くるしんだ/39年
血の滲むような/苦難な道程(みちのり)です

一
十年かけて/
人格障害を9割治し/
精神病は/70%程度になった
そのときは/60歳に/なっていた

一
社会性を/身につけて/
人格形成をすることから/始めた
平和を実現し/
善意を発見したい

一
私は/疑っている
前世の罪悪が/因果によって/
くるしくて/さみしい/
現生を/生んだのでは/ないかと

一
弱者で敗者
私に/どんな力が/あるだろう
どんなことが/できるだろう
心身を/すこやかに保つこと/
善意を示すこと/
善の実現が/果たして/可能だろうか
私は/一人で/しずかに/思い悩む

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