てくてくミーハー道場
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2008年12月24日(水) |
クリスマスベルが、鳴〜る♪ |
てなわけで、いかにも『RENT』を観てきたようなタイトルですが、違っちゃいます(コラ)
今日のてくてくは、『シャリトーベルサイユ』(ル テアトル銀座)
アラフォーの星(*^^*)真矢みき様の、久々の主演舞台ということで、初日に馳せ参じました。
今日の舞台は、一言で表現できる作品でした。
That's 真矢みき(≧∇≦)
これぞ真矢みき! という作品でござった。
いやむしろ、沖田管理官以降のミキちゃんしか知らない、テレビドラマ(や映画)でしかミキちゃんを観たことがない、という人には、ちょっと意外だったかもしれないが。
でも、トーク番組とかで、ミキちゃんの人となりは知れ渡ってる感じがするので、やっぱ意外でも何でもないか。
ただとにかく、80%いい意味で(こら、20%は悪い意味だと?/じ、実は、そうだ・・・)宝塚時代と全く変わっていないミキちゃんだった。
そう、全くもって当時と同じ( ̄ー ̄ )
「宝塚の革命児」と呼ばれた、あの色気。
あの歌唱力あのダンス(こっ、こら、だんだん悪い方へ/汗)
いや、全然悪くない。
懐かしくて、嬉しくて、大笑いしてしまった(×▼×。)(←久しぶりに出た。嬉しいと笑ってしまう性格)
これはやっぱアレ(って?)です。退団後10年間、男役を封印してきて、今解禁したからこその、嬉しさなのだと思った。
たいていの男役さんは、退団すると(期間の差はあれど)ひとまず男役を封印します。
当たり前だ。封印しなくていいんなら、退団する必要ないもん。
でも、不思議なことに、“永遠に”封印する人は少ない。
やはり何かしら引力があるんだろうね、男役ってモノには。
必ず「再度」演ってみたくなる「何か」が、あるんだろうなあ。
まあ、今回のミキちゃんの「男役」は、芝居でのソレではなくて、ショーの中での「男装(の麗人)」(あれ? つい最近聞いたことがあるような/笑)であったのだが。
でも、なんつっても一番嬉しかったのは、その封印を解いた時、
「やっぱ、もう、・・・女優で行った方が、いいんじゃ?」
みたいにならなかったところ。
「昔とった杵柄」とはいえ、これほどまでに期待を裏切らない男役っぷりとは実は思ってなかったのだ。
だって、やっぱ、アラ○ォーだし?\(−−;)こらっ
皆さんおっしゃいますが、退団して女性として生活し始める(?)と、ウエストがくびれて腰回りがふっくらするらしいの、不思議と。
そうすると、「ズボン」のラインが、女性のそれになっちゃって、何やら残念な感じになるのよね、男物の衣裳着ると。
(実は、今日のミキちゃんにも、多少そういうところはあった。しかし、身のこなしの「真矢みきっぷり」(何のこっちゃ)が、それを凌駕していた。)
作品は、第一幕が(コメディ)ドラマ(not ミュージカル)、第二幕が、そのドラマの劇中劇(ドラマの中で、ミキちゃんがダンシングパブ(その店の名前が「シャリトーベルサイユ」)を経営するのだ)といった設定の、ダンスショー。
つかこうへい作品と、宝塚を足して割ったみたいな印象を受けた。
最初から「真矢みきありき」の企画だったので、何の文句もないのだが、何故つか作品を彷彿とさせるんだろうか? と思っていたら、脚本が羽原大介だった。・・・でもこれは、考えすぎかも。
羽原大介氏と言えば、最近では『フラガール』という代表作があるが、それっぽい場面もあったりなんかして。
出演者の皆さんも、ミキちゃんの他は、新宿芸能社の二人の女優さん(端役)以外は男が10人と圧倒的に多く、この辺もつか作品っぽい要素か。
その男優さんたちも、ダンス>芝居の人たちと、芝居>ダンスの人たちがまざってるんだけど、最後には全員でかなり高度なダンスショーを見せてくれた。
全員(土屋良太さん除く/笑)ダンサーだとばっか思ってたので、プログラム読んでびっくりでしたよ。
まぁ、とにかく楽しい作品だった。(また書いちゃうけど)これぞ真矢みき。ミキちゃんをトップに戴く宝塚歌劇団男子部「スシ組」(笑)の番外公演でございました。
あ、ぼくは「スシ組」も好きだけど、今度は「ソバ組」の公演も観たいな。(って何のこっちゃ)
「ソバ組」と言えば(?)、やはり当然のことながら、本日も特等席に黄色い髪のお嬢様方がズラリ。
決してヤン○ーじゃありません(当たり前だろ!)
正真正銘の宝塚歌劇団「ソバ組」「ソラ(宙)組」現役生の皆さんが、観劇されておりました。
土屋さんの奥様(渡辺えりさん)もいらっしゃいました(笑)
ミキちゃんのフィアンセ(西島千博氏)も(当然)いらっしゃいました(v▽v)
ファーストナイトは、ほんまよろしなあ〜♪(←クリスマスに全く思い入れのない人種)
そうそう、なんで「スシ組」なのかは、観てすぐに判ります(開演アナウンスを中井美穂がやってて、「スシ組」と言ったので、何のことだ? と最初は思った)
ただ、なんで『シャリトーベルサイユ』ってタイトルなのか(「ベルサイユ」ってのは、ミキちゃん演じる美貴子が二代目(笑)を継いだ、今は亡き母親のダンサー時代の“芸名”。もちろん、「一般人が『宝塚』って聞いた時に一番に連想する単語」ってことだと思うんだが)は、話が半分ぐらい進んでから、ようやっと判る。
チラシ見た時は、「シャトー(城)」の誤植かと思ったのだが・・・。ま、観てのお楽しみ(^^)「観に行かないもん。でも気になるもん!」て方は、コメントかメールをください(←イジワル)
んー考えてみるとぼくって、昨日は『ラ・カージュ』で、女装する男子たちのきらびやかなショーを観て、今日はこの作品で、男装する一人の女性と、男たちの魅惑的なショーを堪能。
こないだまでは、新宿コマで、女の子たちだけの劇団を主人公としたミュージカルを観て、その合間には、その、実在する「女性だけの歌劇団」の本公演を観てきたと。
そんでもって明日あさっては、男性だけで演じている伝統芸能も観る予定(これはちょっとスケジュール的に難しさ増加中だが)
・・・ジェンダーフリーって、すばらしいね!(*^^*)(←そんな大袈裟なもんか?)
つうか、そういうのばっか好きな自分に、今さらながらむむむ(−−;)
別に反省はしないが(オイ)
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