てくてくミーハー道場
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| 2016年01月09日(土) |
『王女メディア』(東京グローブ座) |
新年一発目に選んだ演目がこれっ?!
と、ぼくの日頃のミーハーぶりをご存じの方はお口あんぐりかもしれません。
まあ、単なる日程上の巡り会わせであります。
どうやら、2012年に「一世一代」(演じ納め)だったはずの平幹二朗丈のメディアが、何らかの事情(ファンのご要望かなんか?)で再演となったらしく、そのおかげでぼくも観劇の栄に浴しました。
まあ、一言で表現するならば、
圧 倒 的
月並みで、ごめん。
でも、ほかに言いようがない。
ぼくはこれまで、この『王女メディア』という演目は、七世嵐徳三郎丈が蜷川幸雄演出でやっていたのを映像で見たことしかない。
ニナガワさんらしく、最後の方で真っ赤な(一応ネタバレ禁で以下略)
その印象があったので、今回の、�眄サ徑沙瓩留藹弌放眄セ瓩�昨年亡くなってしまったので、演出の原型はそのままで、今回の直接の演出は田尾下哲氏)は、とてもシンプルで、“能”っぽく感じた。
演劇って、要素を究極まで研ぎ澄ましていくと、なぜかどれも「ギリシャ神話+能」になっちゃうのはどうしてなんだろう? やっぱりこの二つは“エンゲキ”の元素みたいな形態だからなのだろうか。
演出に関してはネタバレ禁に従いましたが、お話の内容は有名なのでがっつりバラしてしまうと、簡単に言うと、「夫に捨てられそうになった女が、夫の新しい嫁とその一族郎党を我が子を使ってぶっ殺して、その後、その我が子たちもぶっ殺す」という、ギリシャ神話だからこそ許されるんじゃないの?という大いに血なまぐさいザッツ!ギリシャ神話であります。
ここでぼくは、「いや、ギリシャ神話どころか、どんな時代でも・・・」みたいな話に持っていくつもりはなくて(誰もがそういう話をしそうなので)、要するに、たったこれだけの、紆余曲折もドンデン返しも特にない「AがあってBになった。おしまい」みたいな話を、よくもまあ2時間以上もかけて上演して(←不適切発言!)、これだけ中だるみもしないで(観る人の体調によるかもしれないけど←なぜか保険)こんだけ濃ゆく描けるよなー、と、とにかく感心したのでごんす。
中だるみしなかったのは、もちろん原作がスゴいってこともあるだろうし、日本語上演の脚本を書いた高橋睦郎氏のスゴさでもあろうし、当然演じている俳優さんたちのスゴさでもあろう。
と、俳優さんに話が行ったところで、ぼくが今回改めて感心したのは、主演の平幹二朗丈は言わずもがな、イアーソン(メディアの夫。といっても、今回は「メディア」とか「イアーソン」とかの役名はない。「妻」とか「夫」とかである。ここがまた良い)役の山口馬木也の美しく聴きやすい口跡であった。ぼくは正直、彼を目当てに演目を選ぶってほどのことはないのだが(ごめん)、出ているとやはり「おっ」と注目してしまう。安心と信頼の実力派俳優である。
とりあえず、なんで正月一発目の作品がこれやねん?!っていうところが自分的に非常に面白かったです(自己満足)
明日はガラッと趣向を変えて、愛と夢の国にちょっくら行ってきます(予告するほど楽しみ(*≧∇≦*)ウキウキ)
さーて、『NHK杯フィギュアスペシャルエキシビション』の録画観ようっと(切り替え早っ!!!)
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