へい太の日記

2003年08月12日(火) 光る波 夏の京都駅

青白く光る波 押し寄せて
オレンジにきらめく波 入ってくる
次から次へ いつしか港の外にまで あふれ出してゆく
もはや 外へと舟は漕ぎ出すこともなく
痺れたよう 港は動きを止める
波を涙と感ずることもなく また黄色な光の波がやってくる
痺れたままに受け止めて もはや感ずることもなく感じるままに
押し戻すこともせずに
夢の捨て場所だけを知っている

線香花火の大きな火の玉が
沈み行く太陽の 山の端に隠れ行くオレンジの陽が
そこに永久に留めておきたいように


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へい太 [おてがみ] [へい太のほむぺ]

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